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NBA

月間最優秀新人は2か月連続でナンとモラントが受賞!八村塁は欠場が響き選外に|NBA12月

ダンクシュート編集部

2020.01.04

ドラフト外のナン(左)と全体2位指名のモラント(右)が2か月連続でルーキーのMVPに。(C)Getty Images

ドラフト外のナン(左)と全体2位指名のモラント(右)が2か月連続でルーキーのMVPに。(C)Getty Images

 1月2日(日本時間3日)、NBAが12月の月間最優秀新人を発表。イースタン・カンファレンス、ウエスタン・カンファレンスともに開幕月に続きマイアミ・ヒートのケンドリック・ナン、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが選出された。

 開幕から全試合で先発出場を続けるナンは、期間中の15試合で平均15.5点(フィールドゴール成功率41.8%、3ポイント成功率29.8%、フリースロー成功率80.8%)、3.3リバウンド、3.9アシストをマーク。12月10日(同11日)のアトランタ・ホークス戦でキャリアハイの36得点を叩き出すなど、13試合で2桁得点をあげてチームの11勝4敗に貢献した。

 再建中のグリズリーズで司令塔を務めるモラントは、平均15.5点(フィールドゴール成功率48.5%、3ポイント成功率37.5%、フリースロー成功率83.7%)、3.3リバウンド、6.5アシストの好スタッツを記録。

 12月序盤は故障で戦列を離れたものの、5試合ぶりに復帰したゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で26得点、7アシストと躍動する。ここまで平均得点(17.6)とアシスト(6.5)でルーキー最多の数字を残すドラフト2位ルーキーは、新人王候補の最右翼に挙げられている。
 
 なお、月間平均17.3点(フィールドゴール成功率49.1%、3ポイント成功率22.2%、フリースロー成功率85.7%)、6.6リバウンドをマークした八村塁は欠場の多さが響き選外に。12月は1日(同2日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦で自己最多の30得点をあげるなど7試合連続2桁得点と調子を上げていたが、16日(同17日)のデトロイト・ピストンズ戦で鼠径部を負傷。以降は9試合連続で欠場中と復帰が待たれている。

 また、同日は12月の月間最優秀コーチも発表され、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのマイク・ブーデンホルザー、ウエスタン・カンファレンスからオクラホマシティー・サンダーのビリー・ドノバンが選出。バックスをリーグベストの13勝2敗に導いたブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は自身5度目の受賞となった。一方、ドノバンHCは就任5年目で初受賞。11月終了時点では7勝11敗と苦戦していたものの、12月を11勝4敗と勝ち越し現在チームは19勝15敗でウエストの7位に浮上している。

 各賞の候補者は以下の通り。

12月最優秀新人候補
●イースト:ダリアス・ガーランド、ケビン・ポーターJr.(ともにクリーブランド・キャバリアーズ)、タイラー・ヒロ(マイアミ・ヒート)

●ウエスト:ブランドン・クラーク(メンフィス・グリズリーズ)、ジャクソン・ヘイズ(ニューオリンズ・ペリカンズ)

12月最優秀HC候補
●イースト:ネイト・マクミラン(インディアナ・ペイサーズ)、エリック・スポールストラ(マイアミ・ヒート)、ブラッド・スティーブンス(ボストン・セルティックス)

●ウエスト:マイク・ダントーニ(ヒューストン・ロケッツ)、フランク・ヴォーゲル(ロサンゼルス・レイカーズ)

構成●ダンクシュート編集部
 
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