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NBA

アデトクンボが2か月連続で月間MVPに選出!ハーデンは2010年代における得点王に|NBA12月

ダンクシュート編集部

2020.01.04

12月の月間MVPに選ばれたアデトクンボ(左)とハーデン(右)。(C)Getty Images

12月の月間MVPに選ばれたアデトクンボ(左)とハーデン(右)。(C)Getty Images

 1月2日(日本時間3日)、NBAが12月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが選出された。

 開幕月に続いて2か月連続、通算6度目の受賞となったアデトクンボは期間中の12試合で平均29.3点(フィールドゴール成功率54.6%、3ポイント成功率39.1%、フリースロー成功率64.4%)、12.0リバウンド、5.3アシストをマーク。ケガで3試合を欠場したものの10試合でダブルダブルを記録したほか、12月21日(同22日)のニューヨーク・ニックス戦では26分間の出場でトリプルダブルを達成した。

 とりわけ12月は3ポイントが冴え渡り、19日(同20日)のロサンゼルス・レイカーズ戦で自己最多の5本を成功。月間で64本中25本を沈めるなど、昨季MVPは課題の長距離砲でも目覚ましい進化を見せている。

 若き大黒柱に率いられたチームも月間13勝2敗と開幕から続く好調を維持。攻守ともに完成度の高さを見せつけ、31勝5敗(.861)でリーグ首位を快走している。
 
 通算9度目、今季初の受賞となったハーデンはリーグトップの平均37.3点(フィールドゴール成功率48.1%、3ポイント成功率42.5%、フリースロー成功率85.0%)、5.6リバウンド、6.9アシストと縦横無尽の働きでチームを牽引した。

 ロケッツのエースは14試合中9試合で30点以上をマークしただけでなく、12月11日(同12日)と13日(同14日)のクリーブランド・キャバリアーズ、オーランド・マジックとのアウェーゲームでは55得点、54得点と爆発。敵地での試合で2戦連続54点以上をマークした史上2人目の選手となった(1人目はウィルト・チェンバレン)。また、この2試合ではいずれも10本の3ポイントを成功。これはステフィン・カリー以来、史上2人目の快挙だった。

 なお、ハーデンは2010年1月~19年12月までの10年間でリーグ最多の1万9578点を奪取。今季は平均38.2点をマークしており、3年連続の得点王を早くも手中に収めている。

 その他の候補者は以下の通り。
●イースト:バム・アデバヨ、ジミー・バトラー(ともにマイアミ・ヒート)、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、ケンバ・ウォーカー(ともにボストン・セルティックス)、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)、ジョエル・エンビード、トバイアス・ハリス(フィラデルフィア・76ers)、ドマンタス・サボニス(インディアナ・ペイサーズ)、コリン・セクストン(クリーブランド・キャバリアーズ)

●ウエスト:デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、アンソニー・デイビス、レブロン・ジェームズ(ともにロサンゼルス・レイカーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)、デニス・シュルーダー(オクラホマシティ・サンダー)

構成●ダンクシュート編集部
 
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