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NBA

マーベリックスのトンプソン獲得は「最高の補強」!同僚ワシントンが稀代のシューターを称賛<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.07.24

トンプソンはマブズ優勝のラストピースとなるか。(C)Getty Images

トンプソンはマブズ優勝のラストピースとなるか。(C)Getty Images

 昨季、ダラス・マーベリックスはルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングというリーグ最高級のバックコートデュオを擁し、プレーオフでウエスタン・カンファレンスを制覇。2011年以来、フランチャイズ史上3度目のファイナル進出を果たした。

 イースタン・カンファレンスを制したボストン・セルティックスの前に1勝4敗で敗れ、リーグ制覇こそ逃したものの、NBAチャンピオンまであと3勝に迫る快進撃を見せたことは、今夏のFA(フリーエージェント)戦線に好影響を及ぼしたと言っていい。

 マブズは現地時間7月6日(日本時間7日)に正式に成立した6チーム間の大型サイン&トレードでクレイ・トンプソンを獲得。さらにデトロイト・ピストンズとのトレードでクエンティン・グライムズを補強し、完全FAのナジ・マーシャル、スペンサー・ディンウィディーとも契約した。
 
 今季はドンチッチとアービングのガード陣、フロントコートにはトンプソン、PJ・ワシントン、ダニエル・ギャフォードが入ってスターターを形成。ディンウィディーにダンテ・エクサム、ジェイデン・ハーディー、グライムズ、マーシャル、マキシ・クリバー、デレック・ライブリー二世がベンチに控える布陣を作り上げたのだから、成功と呼べるオフシーズンと言えよう。

 そんななか、マブズの番記者ケビン・グレイJr.が23日、ワシントンの近況を報道。昨季途中のトレードでシャーロット・ホーネッツから加入した201cm・104kgのフォワードは、レギュラーシーズンでチーム3位の平均32.2分に出場し、11.7点、6.2リバウンド、1.5アシスト、1.17スティールをマークした。

 キャリア初のプレーオフでも全22試合に先発し、平均35.7分、13.0点、6.6リバウンド、1.4アシストと奮戦。上々の活躍でファイナル進出に貢献した25歳のフォワードは、今夏に取り組んでいることについてこう語っていた。

「ボールハンドリングだね。ボールを持った時に快適でいられるように、チームメイトたちのためにプレーメークするために、オフェンスをクリエイトできるように練習しているよ」
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