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パリ五輪

【パリ五輪】東京大会では八村塁も大役!過去にオリンピックで旗手を務めたNBA選手は?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.07.25

東京大会では八村も旗手を務めた。(C)Getty Images

東京大会では八村も旗手を務めた。(C)Getty Images

 7月26日に開催されるパリ五輪の開会式で、各国代表の旗手を務めるNBA選手は3人。アメリカのレブロン・ジェームズ、ギリシャのヤニス・アデトクンボ、ドイツのデニス・シュルーダーだ。

 NBA選手が旗手を務めるのは、アメリカとギリシャは初めて、ドイツは2008年のダーク・ノビツキー以来2度目となる。大役を任されたレブロンは「信じられないほど光栄なこと」と語り、シュルーダーも「誇りをもって旗を掲げる」とSNSに綴ったように、旗手として母国を先導することは、それだけ名誉あることなのだ。

 過去には、13人のNBA選手が旗手を務めた。今大会も含め、全16人は以下の通り。

アンドリュー・ゲイズ(オーストラリア/2000)
カルロス・アローヨ(プエルトリコ/2004)
ヤオ・ミン(中国/2004、08)
マヌ・ジノビリ(アルゼンチン/2008)
ダーク・ノビツキー(ドイツ/2008)
アンドレイ・キリレンコ(ロシア/2008)
サルナス・ヤシケビシャス(リトアニア/2008)
パウ・ガソル(スペイン/2012)
イ・ジャンリャン(中国/2012)
ルイス・スコラ(アルゼンチン/2016)
八村塁(日本/2020)
パティ・ミルズ(オーストラリア/2020)
トーマス・サトランスキー(チェコ/2020)
レブロン・ジェームズ(アメリカ/2024)
ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ/2024)
デニス・シュルーダー(ドイツ/2024)
 
 初めて旗手を務めたNBA選手は、2000年シドニー五輪のゲイズ。ただ、この時はすでにリーグを離れ母国でプレーしており、NBAキャリアはわずか2年と短命に終わったものの、オリンピックでの通算出場試合数は歴代1位の40、通算得点でもオスカー・シュミット(ブラジル)に次ぐ2位の789点と、五輪を、そしてオーストラリアを代表するレジェンドプレーヤーだった。

 2004年のアテネ五輪では、ヤオとアローヨが旗手に選出。大役を任された影響もあってか、アローヨはアメリカとの大会初戦で24得点を叩き出し、バスケ大国に屈辱的な敗戦に追い込む原動力となった。

 また、ヤオは続く自国開催の2008年北京五輪でも国を先導し、2度大役を果たした唯一のNBAプレーヤーに。同じく北京は2004年大会でアルゼンチンを史上初の金メダルに導いたジノビリと、冒頭で記した通りノビツキー、さらにはキリレンコとヤシケビシャスも旗手を務めるなど、史上最多5人ものNBA選手が選ばれた。
 
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