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「これまでに成し遂げてきたことが大事」リラードが75周年記念チーム選出を回想「だからこそ、非常に大きな意味がある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.08.27

リラードは2021年のNBA75 周年記念チームに現役ではレブロンやカリー、ヤニス、KDらとともに選出された。(C)Getty Images

 8月19日(日本時間20日、日付は以下同)に公開された、ジェフ・ティーグ(元アトランタ・ホークスほか)らがホスト役を務めるポッドキャスト番組『Club 520 Podcast』へ、ミルウォーキー・バックスのデイミアン・リラードがゲスト出演した。

 リラードはキャリア12シーズンで平均25.1点、4.2リバウンド、6.7アシスト、1.0スティール、3ポイント成功率37.1%(平均3.1本成功)を残し、オールスターに8度、オールNBAチームに7度選出されたスコアリングガード。

 プレーオフでも平均26.1点、4.4リバウンド、6.2アシスト、3ポイント成功率37.3%を誇る34歳は、これまで何度も劇的なゲームウィナーを沈めてきたようにクラッチシューターとしても知られる。

 今年のオールスターでは、3ポイントコンテストで大会連覇を飾ると、本戦は11本の長距離砲を含む計39得点の大活躍で初のMVPに輝いた。

 番組内では2021年10月に発表されたNBAの75周年記念チームの話題になり、当時ポートランド・トレイルブレイザーズに所属していたリラードは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)といったスーパースターたちとともに名を連ねた。

 75周年記念チームは得票数が並んだことで最終的に76名が選ばれたが、当時リラードの選出には疑問の声が挙がっていた。
 
 リストのなかで海外出身選手はヤニス・アデトクンボ(ギリシャ/バックス)、ダーク・ノビツキー(ドイツ/元ダラス・マーベリックス)、スティーブ・ナッシュ(カナダ/元サンズほか)の3人のみ。サンアントニオ・スパーズで4度の優勝に貢献したアルゼンチン出身のマヌ・ジノビリとフランス出身のトニー・パーカー、レイカーズでコビー・ブライアントの相棒を務めたスペイン出身のパウ・ガソルは落選。

 そのほかにも、オールスターとオールNBAチームに各8度、最優秀守備選手賞に3度選ばれたドワイト・ハワード、オールスター選出8度を誇るスコアラーのアレックス・イングリッシュ、1989、90年にデトロイト・ピストンズの連覇に大きく貢献したジョー・デュマース、2010年代にウォリアーズで4度の優勝を飾ったクレイ・トンプソン(現マーベリックス)が選外となっていた。
 
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