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「向こうで俺は生き返った」ハワードがNBAを離れた理由や台湾でのキャリア第二章を語る「今は子どもと過ごしたい」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.09.02

ハワードがNBAを離れた理由や台湾での第2のバスケットボールキャリアについて語った。(C)Getty Images

 2000年代後半から2010年代前半にかけて、NBA最強センターは間違いなくドワイト・ハワードだった。

 2004年にドラフトトップ指名でオーランド・マジックに入団したハワードは、208cm・120kgの屈強な肉体と類い稀な身体能力を武器にインサイドを制圧。3度の最優秀守備選手賞に加え、8度のオールスターとオールNBAチーム選出、5度のオールディフェンシブチーム入り、5度のリバウンド王や2度のブロック王戴冠など、全盛期はその圧倒的なパワーとスピードでペイントエリアを支配してきた。

 ただ、身体能力の衰えとともに晩年はジャーニーマン化。2012年以降の10シーズンで8球団を渡り歩き、そのうち3度所属したロサンゼルス・レイカーズでは2020年にサポーティングキャストとして優勝を経験したものの、2022年以降はNBAを離れ、現在は台湾リーグに在籍している。

 そんな元No.1センターが、かつてワシントン・ウィザーズなどで活躍したギルバート・アリナスがホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』にゲスト出演。NBAキャリアに終止符を打った理由と、台湾での生活にどれだけ満足しているかについて語った。
 
「俺はバスケットボールが大好きなんだ。どんな時もね。多くの仕事と時間を費やしてきた。今はその時間を子どもたちに使いたい。多くの時間を犠牲にして、トレーニングやその他のことをしてきた。子どもたちも大きくなってきたからね。

 (台湾の)ファンはNBAの試合を観に行く機会がなかったけど、今は俺たちのプレーを観るチャンスがある。(台湾での生活は)素晴らしい気分だよ。向こうに行って、俺は生き返ったね」

 昨季は同じく台湾リーグに所属していた元NBAオールスターセンターのデマーカス・カズンズ(元サクラメント・キングスほか)らとともに、現地のバスケットボールを盛り上げていたハワード。第2の人生、そして選手キャリアを謳歌しているようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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