NBA2024-25シーズンの開幕を約1か月後に控えた現地時間9月27日(日本時間28日、日付は以下同)、ニューヨーク・ニックスがジュリアス・ランドルとドンテ・ディビンチェンゾを放出し、ミネソタ・ティンバーウルブズからカール・アンソニー・タウンズを獲得する電撃トレードが報じられた。
これにより、ニックスは弱点だったセンターポジションの大幅なグレードアップに成功。リーグ有数のビッグマンがイースタン・カンファレンスに移ったことで、東の覇権争い、そして優勝戦線に少なからず影響を与えることは間違いない。
それでも、昨季王者ボストン・セルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は意に介していない様子。36歳の若き指揮官は、昨季途中にインディアナ・ペイサーズがトロント・ラプターズとのトレードでパスカル・シアカムを加えたことを引き合いに出し、こう話していたと米メディア『Clutch Points』が伝えている。
「どのチームも、シーズンが終了する前にロスターのアップグレードを狙っている。我々は自分たちのことにフォーカスしないといけない。残りの質問についてはうまく切り抜けないとね。あまり気にしていない。もちろん、トレードのことはテレビで見た。ただ、私は問題があるとは見ていない」
セルティックスは主軸のジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウン、ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、アル・ホーフォードが健在で、ケガから回復中のクリスタプス・ポルジンギスも12月に戦列復帰する見込み。今季も優勝候補の最右翼だが、戦力アップしたニックスが彼らの連覇を阻むべく、大きな壁として立ちはだかってくることだろう。
なお、両軍は10月22日の開幕戦でさっそく激突する。この日はタウンズ加入直後ながら、残り3試合はいずれも来年2月以降に組まれているため、両チームが順調に白星を積み重ねていけば“仮想カンファレンス・ファイナル”となって大きな注目を浴びることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
これにより、ニックスは弱点だったセンターポジションの大幅なグレードアップに成功。リーグ有数のビッグマンがイースタン・カンファレンスに移ったことで、東の覇権争い、そして優勝戦線に少なからず影響を与えることは間違いない。
それでも、昨季王者ボストン・セルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は意に介していない様子。36歳の若き指揮官は、昨季途中にインディアナ・ペイサーズがトロント・ラプターズとのトレードでパスカル・シアカムを加えたことを引き合いに出し、こう話していたと米メディア『Clutch Points』が伝えている。
「どのチームも、シーズンが終了する前にロスターのアップグレードを狙っている。我々は自分たちのことにフォーカスしないといけない。残りの質問についてはうまく切り抜けないとね。あまり気にしていない。もちろん、トレードのことはテレビで見た。ただ、私は問題があるとは見ていない」
セルティックスは主軸のジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウン、ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、アル・ホーフォードが健在で、ケガから回復中のクリスタプス・ポルジンギスも12月に戦列復帰する見込み。今季も優勝候補の最右翼だが、戦力アップしたニックスが彼らの連覇を阻むべく、大きな壁として立ちはだかってくることだろう。
なお、両軍は10月22日の開幕戦でさっそく激突する。この日はタウンズ加入直後ながら、残り3試合はいずれも来年2月以降に組まれているため、両チームが順調に白星を積み重ねていけば“仮想カンファレンス・ファイナル”となって大きな注目を浴びることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
関連記事
- 「他球団が何しようとどうでもいい」タウンズのニックス移籍にブラウンは無関心。一方ホーフォードは「大きい動きになる」と警戒<DUNKSHOOT>
- 王者セルティックスが連覇へ出陣!成長を止めないエースのテイタム「自分もファイナルMVPを勝ち獲る」<DUNKSHOOT>
- 昨季のセルティックスが危険視していたのはナゲッツだけ?テイタムが優勝を予感した瞬間は「ミネソタがデンバーを破った時」<DUNKSHOOT>
- 「NBAは今夏、2人をイラつかせる方法を見つけた」バークレーが不遇の扱いを受けたセルティックスの看板デュオに言及「失望した」<DUNKSHOOT>
- 王者セルティックスの対抗馬はバックス?現地識者が高評価「最も恐ろしいチームになっている」<DUNKSHOOT>