現地時間10月6日(日本時間7日、日付は以下同)、ニューヨーク・ニックスが敵地でシャーロット・ホーネッツを111-109で撃破し、プレシーズン初戦を勝利で飾った。
ニックスの先発はジェイレン・ブランソン、OG・アヌノビー、ジョシュ・ハートに今夏トレードで加入したミケル・ブリッジズ、そして2日に3チーム間トレードで加わったカール・アンソニー・タウンズの5人。
チームはマイルズ・マクブライドがゲームハイの22得点に3アシスト、ランドリー・シャメットが16得点、プレシャス・アチウワが15得点、5リバウンド、キャメロン・ペインが11得点、6アシストをマーク。
先発陣はいずれも16分未満のプレータイムに終わったが、ポイントガードのブランソンが12得点、3アシスト、タウンズも左ウイングからのディープスリー成功を含む計10得点、4リバウンド、2スティールでニックスデビューを終えた。
「このチームにいるみんなが持つ才能の豊かさはわかっている。ついにニックスのジャージーに袖を通して5対5に臨めたから本当にクールだった」と新天地デビュー戦を振り返ったタウンズは、自身の現状をこう話していた。
「日々、お互いの傾向を学んでいて、(チームとして)向上を続けられるようにしているところさ。それが僕らにとって本当にカギになる要素だからね。彼らはみんな本当にスペシャルで、才能にも恵まれているし、練習に全力を注いでいる。それにコーチ陣がドリルを通じて自分たちのスキルやタイミングを磨くことを許してくれるんだ」
今後ニックスはプレシーズン4試合をこなし、22日に昨季王者ボストン・セルティックスとの開幕戦へ臨む。イースタン・カンファレンスの上位候補、しかも優勝候補が早速激突するだけに、大きな注目を集めるに違いない。
なお、ニックスはタウンズ獲得の見返りとして複数の選手とドラフト指名権を放出。選手層の薄さは気になるところだが、各ポジションのアップグレードはシーズン開幕後もできるだけに、まずは主力陣がケミストリーを構築することが優先事項となる。
そのタウンズは、213㎝・112㎏のビッグマン。キャリア2年目から8シーズン連続で平均20点以上、過去6シーズンで10本以上のリバウンドも奪っている。
昨季も平均21.8点、8.3リバウンド、3.0アシストにフィールドゴール成功率50.4%を記録。通算4度目のオールスター入りを飾った28歳が、他のビッグマンたちと一線を画すのはそのシュート力だ。
ピック&ポップからだけでなく、スポットアップや自ら仕掛けてプルアップからも3ポイントを決めることができ、昨季は成功率41.6%で1試合平均2.2本も決めており、ビッグマンではリーグ最高級のシューターと言っていい。
ニックスで平均20点を計算できるセンターはパトリック・ユーイング(1985~2000)以来と言っても過言ではないだけに、タウンズの活躍はニックスが1973年以来、球団史上3度目の優勝を果たすために不可欠となる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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チームはマイルズ・マクブライドがゲームハイの22得点に3アシスト、ランドリー・シャメットが16得点、プレシャス・アチウワが15得点、5リバウンド、キャメロン・ペインが11得点、6アシストをマーク。
先発陣はいずれも16分未満のプレータイムに終わったが、ポイントガードのブランソンが12得点、3アシスト、タウンズも左ウイングからのディープスリー成功を含む計10得点、4リバウンド、2スティールでニックスデビューを終えた。
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「日々、お互いの傾向を学んでいて、(チームとして)向上を続けられるようにしているところさ。それが僕らにとって本当にカギになる要素だからね。彼らはみんな本当にスペシャルで、才能にも恵まれているし、練習に全力を注いでいる。それにコーチ陣がドリルを通じて自分たちのスキルやタイミングを磨くことを許してくれるんだ」
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そのタウンズは、213㎝・112㎏のビッグマン。キャリア2年目から8シーズン連続で平均20点以上、過去6シーズンで10本以上のリバウンドも奪っている。
昨季も平均21.8点、8.3リバウンド、3.0アシストにフィールドゴール成功率50.4%を記録。通算4度目のオールスター入りを飾った28歳が、他のビッグマンたちと一線を画すのはそのシュート力だ。
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ニックスで平均20点を計算できるセンターはパトリック・ユーイング(1985~2000)以来と言っても過言ではないだけに、タウンズの活躍はニックスが1973年以来、球団史上3度目の優勝を果たすために不可欠となる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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