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NBA

ウエストブルックがキャリア200回目のトリプルダブル達成!グリズリーズの河村勇輝は2試合ぶりに出番なし<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.11.20

ウエストブルックは本日のグリズリーズ戦で前人未踏のキャリア通算200回目のトリプルダブルを達成し、チームを勝利に導いた。(C)Getty Images

ウエストブルックは本日のグリズリーズ戦で前人未踏のキャリア通算200回目のトリプルダブルを達成し、チームを勝利に導いた。(C)Getty Images

 現役屈指の万能司令塔がNBA初の偉業を成し遂げた。

 現地時間11月19日(日本時間20日)、今季からデンバー・ナゲッツでプレーしているラッセル・ウエストブルックが、敵地で行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦で12得点、10リバウンド、14アシストで通算200回目のトリプルダブル(TD)を達成。これにより、NBAで初めてTDを200回記録した選手となった。

 大黒柱のニコラ・ヨキッチが個人的な理由で3試合連続の欠場となったナゲッツで、ウエストブルックは前半3得点に終わるも、巧みなパスで周囲を生かして7アシスト&5リバウンドとスコアリング以外の部分でチームを牽引。第3クォーターには4得点、4リバウンド、3アシストを加え、アシストを2桁に乗せる。

 第4クォーター序盤にジャマール・マレーのアシストから3ポイントを決め、10得点目でTDにリーチ。その後はなかなかリバウンドを奪えずにいたが、5点差に迫られた残り1分25秒にオフェンシブ・リバウンドで10本目を奪い、通算200回目のTD達成となった。
 
 試合はウエストブルックのほか、マレーが27得点、7アシスト、マイケル・ポーターJr.が24得点、10リバウンド、クリスチャン・ブラウンが19得点、7リバウンド、3アシスト、ペイトン・ワトソンが15得点をあげたナゲッツが122-110で勝利。2日前に90-105で敗れた相手にリベンジを果たした。

 なお、グリズリーズの河村勇輝はベンチ入りしたものの、試合が接戦になったこともあり、2試合ぶりの出番なしに終わっている。

 今季でキャリア17年目のウエストブルックは2008年にオクラホマシティ・サンダーでプロデビュー。ルーキーイヤーからTDを記録し、2016-17シーズンにはオスカー・ロバートソンが1961-62シーズンに打ち立てた41回を上回る、42回のTDでNBAレコードを更新するとともに、ロバートソンに次ぐ史上2人目のシーズン平均TDもクリア。その後も着実に数字を積み重ね、サンダーで過ごした11年間でTDは138回を数えた。

 その後、ヒューストン・ロケッツで8回、ワシントン・ウィザーズで38回、ロサンゼルス・レイカーズで14回、ロサンゼルス・クリッパーズで1回記録。昨季終了時点で199回とリーチをかけ、今季13試合目でついに偉業達成となった。
 
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