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NBA

記録づくめの1週間を送ったレナードが移籍後初の週間MVP!エンビードの穴を埋めたシモンズも今季初の選出|NBA第13週

ダンクシュート編集部

2020.01.21

故障者の穴を埋め、ともに攻守両面でチームを牽引したシモンズ(左)とレナード(右)。(C)Getty Images

故障者の穴を埋め、ともに攻守両面でチームを牽引したシモンズ(左)とレナード(右)。(C)Getty Images

 1月20日(日本時間21日)、NBAが第13週(現地1月13日~19日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・76ERSのベン・シモンズ、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが選出された。

 今季初、通算3度目の受賞となったシモンズは期間中の4試合で平均21.3点、9.5リバウンド、7.3アシストを記録。13本中9本のシュートを沈めた1月15日(同16日)のブルックリン・ネッツ戦を筆頭に、4試合すべてでフィールドゴール成功率58%以上(期間中通算61.3%)+20得点超えをマークしチームの攻撃を牽引した。

 ネッツ戦で20得点、11アシストをあげたシモンズは、17日(同18日)のシカゴ・ブルズ戦でも20得点、11リバウンド、7アシストの活躍で勝利に貢献。大黒柱のジョエル・エンビードが指のケガで戦列を離れているなか、3勝1敗とチームが勝ち越す原動力となった。また、今季はリーグトップの平均2.10スティールを記録するなど、208cmのサイズを生かしたディフェンス面でも存在感を放っている。
 
 昨年1月以来通算7度目、クリッパーズ移籍後では初の週間MVPに輝いたレナードは、攻守で圧巻のパフォーマンスを披露。こちらも相棒のポール・ジョージをケガで欠くなかで、平均38.0点(フィールドゴール成功率58.6%、3ポイント成功率52.4%、フリースロー成功率87.5%)、4.7リバウンド、5.0アシスト、2.67スティ-ルと、昨季ファイナルMVPの実力を存分に見せつけた。

 1月14日(同15日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦では約29分の出場で今季自己最多の43得点を叩き出すと、18日(同19日)のニューオリンズ・ペリカンズ戦でも39得点、6リバウンド、6アシスト、5スティールの大暴れ。35得点、5リバウンド、5アシスト、5スティール以上を記録した球団史上4人目の選手となった(ほか3人はランディー・スミス、ワールド・B・フリー、ロン・ハーパー)ほか、同3人目となる5試合連続で30得点超え(ほか2人はワールド・B・フリーとボブ・マッカドゥー)と、球団史に残る活躍で3連勝に導いた。

 第14週(現地1月20日~26日)、シクサーズは敵地でネッツ、トロント・ラプターズと対戦後、25日(同26日)にホームでウエスト首位のロサンゼルス・レイカーズと激突。クリッパーズはすべてアウェーでダラス・マーベリックス、アトランタ・ホークス、マイアミ・ヒート、オーランド・マジックと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
 

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