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【NBA】八村塁が退場危機も8得点&好守で貢献、レイカーズは絶好調グリズリーズに勝利!河村勇輝は会場入りもベンチメンバーから外れる<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.16

八村は好守を見せるなど数字に残りにくい部分での貢献が光った。(C)Getty Images

 現地時間12月15日(日本時間16日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズとメンフィス・グリズリーズの一戦がクリプトドットコム・アリーナ(ロサンゼルス)で行なわれ、ホームのレイカーズが116-110で勝利を収めた。

 両軍の先発は、レイカーズがマックス・クリスティー、オースティン・リーブス、八村塁、アンソニー・デイビスに加え、左足の痛みで欠場していたレブロン・ジェームズが3試合ぶりに戦列復帰。対するグリズリーズはジャ・モラント、デズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーター、いきなり12得点、6リバウンドを奪ったデイビスに加え、休養十分のレブロンが攻守で躍動しレイカーズが好スタート。現在4連勝、直近11試合で10勝と波に乗るグリズリーズを相手に主導権を握り、30-20と2桁リードを奪った。
 
 第2クォーターもレイカーズ優勢の流れは変わらず、ベンチから登場したキャム・レディッシュが奮闘を見せるなど一時22点のリードを奪取。不用意なミスが目立ったグリズリーズはテイラー・ジェンキンスHCの怒りの2連続タイムアウトも実らず、約4分間にわたってフィールドゴール失敗が続き、46-64と18点のビハインドを背負ってゲームを折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤は引き続きリードを保ったレイカーズだが、ここまでに28得点、13リバウンドと暴れ回っていたデイビスが中盤に左肩を痛めてロッカールームへ。鬼の居ぬ間にグリズリーズは16-5のランを仕掛けて差を詰めると、終了間際にルーク・ケナードが3ポイントを突き刺し、77-86と1桁差に迫って第4クォーターを迎えた。

 勝負のラスト12分、相手の流れを断ち切りたいレイカーズは、残り9分19秒にデイビスがケガを押してカムバック。エースセンターの復帰で息を吹き返し、少しずつリードを拡大する。グリズリーズはその後も10点差前後で食らいついたが、残り4分12秒に攻守の要ジャクソンJr.がファウルアウトし万事休す。最後はレブロンが冷静に試合をクローズし、粘る相手を振り切ってレイカーズが勝利を収めた。

 八村は第1クォーター残り10分45秒、力強いアタックでジャクソンJr.のファウルを引き出しフリースローを獲得(1本成功)。第2クォーター残り2分13秒にはスティールから速攻を駆けレイアップを決めたほか、残り44.9秒にはフリースローを獲得し2本とも成功、また残り5分11秒にはサンティ・アルダマにブロックを決めるなど守備でも奮闘した。
 
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八村は効果的な働き