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【NBA】八村塁が4本の3ポイント含む21得点の大暴れ!体調不良の影響を一切感じさせず、レブロン不在のレイカーズを勝利に導く<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.29

体調不良の影響を一切感じさせず、八村が攻守で暴れ回った。(C)Getty Images

体調不良の影響を一切感じさせず、八村が攻守で暴れ回った。(C)Getty Images

 現地時間12月28日(日本時間29日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでサクラメント・キングスと対戦。132-122で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス5位タイの18勝13敗(勝率58.1%)とした。

 この試合を前に、レイカーズはレブロン・ジェームズと八村塁が体調不良、アンソニー・デイビスもゴールデンステイト・ウォリアーズとのクリスマスゲームで足首を負傷したためクエスチョナブルと、スタメン3人の出場が不透明という危機的状況に。

 迎えた当日、レブロンが欠場するなかでゲイブ・ヴィンセント、オースティン・リーブス、マックス・クリスティーとともに八村とデイビスは先発出場、対するキングスはディアロン・フォックス、マリーク・モンク、デマー・デローザン、キーガン・マレー、ドマンタス・サボニスがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーター、両チームとも高確率でショットを沈めノーガードの殴り合いを演じる。そのなかで少しずつペースが落ちていったキングスに対し、レイカーズはチーム全体でフィールドゴール成功率73.9%(17/23)と最後まで勢いが衰えず。ともに10得点を稼ぎ出したデイビスとリーブスを中心に、40-31と9点のリードを奪った。
 
 しかし第2クォーター、キングスは相手のターンオーバーに乗じたトランジションや、この12分間で12得点を稼いだデローザンの個人技で差を詰め、開始3分で1点差まで迫る。一方のレイカーズは単調な攻めでオフェンスが機能不全に陥り、残り5分時点でついに同点に。八村とデイビスの奮闘で何とか踏みとどまっていたものの、終了間際にフォックスに勝ち越しのフリースローを決められ、65-66と1点ビハインドで後半に突入した。

 第3クォーターも互いにディフェンスレスな点取り合戦を展開。そのなかでレイカーズは八村の躍動もあり主導権を握った一方、キングスは残り4分17秒にサボニスが5個目のファウルを犯してしまう痛恨のミス。鬼の居ぬ間にレイカーズはデイビスらがインサイドを蹂躙し、107-90と17点のリードを奪って第4クォーターを迎えた。

 ラスト12分、このままレイカーズが逃げ切るかと思われたが、キングスは残り9分20秒から15-2の猛攻を仕掛け7点差まで接近。残り5分20秒に大黒柱サボニスがファウルアウトとなる大ピンチに陥りながら、その後も6点差まで食らいつく懸命な粘りを見せる。

 しかし最後はリーブスがオフェンスを牽引し、レイカーズがなんとか振り切って連勝。昨季レギュラーシーズンで0勝4敗と苦戦した相手に、今季は4勝0敗とスウィープし返して対戦を終えた。
 
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