専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

“スーパーマンダンク”で王座奪還なるか?ハワードが11年ぶりにスラム・ダンクコンテスト出場へ

ダンクシュート編集部

2020.01.23

ハワードはマジック在籍時の2007年から3年連続でコンテストに出場。2008年大会では“スーパーマンダンク”を披露し優勝を飾った。(C)Getty Images

ハワードはマジック在籍時の2007年から3年連続でコンテストに出場。2008年大会では“スーパーマンダンク”を披露し優勝を飾った。(C)Getty Images

 今年のオールスターは、1988年以来32年ぶりにシカゴで開催される。現地2月14~16日の期間中、本戦を筆頭にさまざまなイベントが開催されるなか、多くのファンが注目するのが2日目のサタデーに行なわれるスラムダンク・コンテストだ。過去にマイケル・ジョーダン、コビー・ブライアント、ヴィンス・カーターといったスーパースターを輩出してきたこの大会に、ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードが参加することとなった。現地1月22日、NBAの公式ツイッターが報じている。

 現在34歳のハワードは、オーランド・マジックに在籍していた2007年から3年連続でコンテストに出場。2008年の大会ではニックネームである“スーパーマン”のマントを纏いい、豪快なワンハンドダンクでチャンピオンにも輝いた。

 それにしても、12年前の王者が再びコンテストに挑むというのは前代未聞だ。優勝当時はリーグ№1センターの称号をほしいままにしていたものの、近年は1シーズン単位で移籍を繰り返すジャーニーマンと化していた。
 
 多くのファンからも“終わった選手”と認識されつつあったなか、昨オフのレイカーズ加入が転機に。控えセンターながら、リバウンド、ブロック、アリウープのフィニッシャー役と、往時に勝るとも劣らない身体能力を見せつけ、チームの躍進に貢献。入団当初は保証なしだった契約も、年明け早々にシーズン終了まで保証ありの契約を勝ち取って見せたのだ。

 先述の通り、ハワードは過去のコンテストではコスプレでもファンを楽しませるなど、サービス精神あふれるエンターテイナーとしてのキャラクターも備える。久々の大舞台で、ダンクはもちろんだが、演出面にも注目が集まる。

 なお、ハワード以外には、2017年のコンテストで超絶ダンクを連発したデリック・ジョーンズJr.(マイアミ・ヒート)の出場が決定。残りの2人に関しては、地元ファンの期待を背負う2015、16年のコンテスト覇者ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)、今季“ケビン・ラブ超えダンク”(※ダンクは決まらず)が話題となった大型ルーキーのジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)の出場が噂されている。

構成●ダンクシュート編集部
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号