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河村勇輝がGリーグで24得点、14アシスト、6スティールの大暴れ!相手ビッグマンのショットを阻止する好プレーも<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.01.21

チームは敗れたものの、河村は24得点、14アシスト、6スティールと見事な活躍を見せた。(C)Getty Images

 現地時間1月20日(日本時間21日、日付は以外同)、メンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結ぶ河村勇輝は、傘下のGリーグチーム、ハッスルのメンバーとしてアウェーで行なわれたテキサス・レジェンズ戦に出場した。

 河村は開始早々に3ポイントを決めてリズムに乗り、ゲームメーカーとしても観客を唸らせる華麗なバウンドパス、ビハインド・ザ・バックパスでチームメイトの得点を演出する。さらに、ディフェンスでも厳しいマークでスティールを連発。その後も残り5分にトップ・オブ・ザ・キーから3ポイント、フリースロー、レイアップ2本とオフェンスを牽引し、第1クォーターだけで12得点、5アシスト、4スティールをマークする。

 第2クォーターも河村の勢いは止まらない。残り8分41秒にコートに立つと、7分28秒に絶妙なバウンドパスでレイス・トンプソンのダンクをアシスト、次のオフェンスでは左45度付近から3ポイントを沈める。終盤にはバンクショットで長距離砲をねじ込み、前半で20得点、8アシスト、4スティールをあげた河村の活躍で、ハッスルは56-48とリードで折り返す。
 
 ただ、後半に入ると相手ディフェンスの強度が高くなり、シュートミスを連発。司令塔のパフォーマンスとリンクするようにハッスルも得点が停滞し、レジェンズに点差を詰められる。残り4分に河村は相手ビッグマンのマックス・フィードラー(211㎝)のショットを阻止する好プレーを見せたが、試合の流れを変えることはできず、76-84と逆転を許した。

 第4クォーター残り9分、河村は高い位置からプレッシャーをかけ、スティールからのレイアップで後半初得点を記録し、残り7分にはフリースローで加点。一時2桁点差をつけられたハッスルは残り53秒には3点差に迫ったが、直後にレジェンズに3ポイントを決められて万事休す。104-113で逆転負けを喫した。

 河村は24得点、14アシストに6スティール、1ブロックでフィールドゴール成功率50.0%(7/14)、3ポイント成功率40.0%(4/10)、フリースロー成功率75.0%(3/4)でフィニッシュ。Gリーグで5度目のダブルダブルに自己最多の6スティールを記録したものの、後半はショットが決まらず、4得点にとどまった。

 ハッスルの次戦は24日、敵地でマイアミ・ヒート傘下のスーフォールズ・スカイフォースと激突。本日、地元でミネソタ・ティンバーウルブズに108-106で勝利したトップチームのグリズリーズは、22日に同じくホームでシャーロット・ホーネッツ、24日にニューオリンズ・ペリカンズと対戦する。

構成⚫️ダンクシュート編集部

【画像】グリズリーズと2WAY契約を締結!日本人4人目のNBA選手へと突き進む河村勇輝!
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