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NBA

「今でも凄い選手なんだと見せつけた」40得点を奪ったハーデンをリラードが称賛「人々は好き勝手話して悪く言う」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.01.27

40得点と暴れ回ったハーデンをリラードが称賛した。(C)Getty Images

40得点と暴れ回ったハーデンをリラードが称賛した。(C)Getty Images

 現地時間1月25日(日本時間26日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズはホームのインテュイット・ドームにミルウォーキー・バックスを迎え、同点17度、リードチェンジ14度を記録した一戦を127-117で制した。

 第1クォーター、クリッパーズはヤニス・アデトクンボにペイントエリアを荒らされ、前半に一時11点を追う展開に陥るも、テレンス・マンにアミール・コフィー、ケビン・ポーターJr.と豊富なウイング陣を送り込んでスモールボールに切り替えたことが奏功。

 さらに第3クォーターにはジェームズ・ハーデンが17得点、第4クォーターもノーマン・パウエルが14得点を稼ぎ出すなどオフェンスを牽引。

 最終的にハーデンがゲームハイの40得点に5リバウンド、9アシスト、パウエルが33得点、6リバウンド、2ブロックを奪ったほか、カワイ・レナードが18得点、4アシスト、イビツァ・ズバッツが12得点、10リバウンド、2スティールをマークし、チームを勝利に導いた。
 
 2連勝のクリッパーズは、翌26日を終えてウエスタン・カンファレンス6位の26勝19敗(勝率57.8%)。5位のロサンゼルス・レイカーズ(25勝18敗/勝率58.1%)とはゲーム差なし、4位のデンバー・ナゲッツ(28勝17敗/勝率62.2%)まで2.0ゲーム差に迫っている。

 1月4日のアトランタ・ホークス戦で今季初出場を飾ったレナードは、7試合の出場で平均14.4点、3.3リバウンド、1.9アシストをマーク。プレータイムはいずれも25分未満で調整中とも言えるが、この男が出場した7試合でチームは6勝1敗と大きく勝ち越している点は間違いなく好材料だ。

 とはいえ、在籍2年目となるハーデンの活躍も見逃せない。42試合の出場で平均21.7点、5.9リバウンド、8.3アシスト、1.4スティールを記録し、40得点以上を奪った3試合でクリッパーズは全勝。

 3シーズン連続で平均30.0点以上を奪って得点王に立ち、3ポイントとフリースロー成功数でリーグトップを残したヒューストン・ロケッツ時代と比較すると、現在はスコアリングモード全開とは言えず、プレーメーキングに重点を置いていると見ることもできる。
 
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