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「ダラスとマブズファンは特別」ドンチッチが古巣へ惜別メッセージ。一方「優勝のためにプレーする」と新天地レイカーズでの意気込みも<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.04

ドンチッチがダラスへの感謝と新天地での意気込みを語った。(C)Getty Images

 現地時間2月1日(日本時間2日、日付は以下同)に起きたルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスの電撃トレードは、今後しばらくリーグの話題を独占することだろう。そんななか、渦中のドンチッチが一夜明けた2日、ついにその口を開いた。

 自身のXを更新したドンチッチは、"MFFL(Mavs Fan For Life/生涯マブズファン)"のハッシュタグとともにお別れメッセージを投稿。「Dear Dallas」の見出しから始まった文章には、マーベリックスのファンやダラスの街に対する感謝や想いが綴られていた。

「7年前、私は最高レベルでバスケットボールをプレーするという夢を追い求め、10代でここに来た。ここでキャリアを終えると思っていたし、優勝をもたらしたいと強く願っていた。みんなが与えてくれた愛とサポートは、私が想像していたものをはるかに超えていた。

 初めてアメリカに来たスロベニアの若造にとって、みんなはノーステキサスを我が家のように感じさせてくれた。いい時も悪い時も、故障した時もNBAファイナルでも、みんなのサポートは決して変わらなかった。最高の瞬間に喜びを分かち合ってくれただけでなく、最も必要な時に僕を元気づけてくれてありがとう。
 
 ダラスのコミュニティで一緒に活動してきたすべての関係者へ、みんなの大事な活動に貢献させてくれて、また光を必要としている方々を助ける活動に参加させてくれてありがとう。バスケットボールという旅の次章を始めるにあたり、僕は常に故郷のように感じていたこの街を去ることになる。ダラスは特別な場所であり、マブズのファンは特別なファン。心からありがとう」

 2018年にNBA入りしてから6年半、ドンチッチはマーベリックス一筋で422試合に出場し、平均34.9分のプレータイムで28.6点、8.7リバウンド。8.3アシスト、1.2スティール、フィールドゴール成功率47.0%、3ポイント成功率34.8%と見事な数字を残してきた。

 その間、ルーキーイヤーには新人王に輝き、オールスターとオールNBA1stチームに選ばれること5回、2024年には得点王に輝き、チームを13年ぶりのファイナルまで導いた。ダーク・ノビツキーからバトンを受け継ぎ、フランチャイズプレーヤーとして長くマーベリックスでプレーすると誰もが信じて疑わなかったに違いない。
 
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新天地でも「優勝のためにプレーする」とドンチッチ