NBA史上最も衝撃的なトレードとも言われたルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスらの交換から１週間が経過。ロサンゼルス・レイカーズが５連勝と好調をキープする一方、ダラス・マーベリックスはデイビスの負傷離脱という悲劇に見舞われた。

【画像】日本男女バスケ代表に熱いエールを贈った“勝利の女神” 広瀬すずの厳選ショットをお届け！ 　現地２月８日のヒューストン・ロケッツ戦で新天地での初戦に臨んだデイビスは開始３分過ぎにターンアラウンドジャンパーで早速マブス初得点をマーク。その後もフックシュートで追加点を奪い、持ち前のリバウンドと守備でもチームに貢献した。豪快なプットバックダンクを叩き込んだ直後には、大エースを失ったマブスファンに雄叫びを上げる場面も。第１Qだけで14得点、８リバウンド、３アシストを記録するなど獅子奮迅の活躍でマブスファンに希望を見せていた。

　しかし第３Q残り２分16秒、デイビスはロケッツのアルペレン・シェングンに対し、カッティング対応しようと体の向きを変えたところで鼠径部を押えてうずくまり、ロッカールームへ。その後コートに戻ることはなかった。

　試合直後には軽傷であると発言していたデイビスだったが、現地２月９日に米スポーツ局『ESPN』のシャムズ・シャラニア氏は、デイビスが左内転筋の負傷で数週間欠場する見込みであると報道。欠場期間が１か月に及ぶ可能性もあるとした。

　この一報にファンは落胆の声を上げた。

「マブスファンに同情するよ...」
「俺たちが一体何をしたっていうんだ！」
「史上最悪のトレードとして記憶されるだろう」
「ダラスはこのトレードで完全な敗者となった」
「『太っている』ルカを『ガラスの』ADに置き換えただけ」

　デイビスは故障の多い選手として有名で、この試合も腹部の負傷で５試合を欠場した直後の復帰戦だった。新天地での初戦ということもあり、並々ならぬ気持ちの入りようを見せていただけに、残念な結果となってしまった。

構成●THE DIGEST編集部

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