現地時間２月12 日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でユタ・ジャズと対戦し、119－131で敗戦。八村塁はチーム最多の19得点、３リバウンド、１アシストをマークした。

　ホームで戦った２日前に続きジャズと連戦となったレイカーズは、ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、八村、ジャクソン・ヘイズという前戦と同じ先発ラインナップ。開始早々にヘイズのダンクで先制すると、ドンチッチの鮮やかなパスから八村の３ポイントが決まるなど、幸先のいいスタートを切る。

　八村はその後もミドルジャンパーに速攻のレイアップと開始５分で７得点を稼ぐが、レイカーズは懸念されていた守備の弱さを露呈。相手エースのラウリー・マルッカネンに連続得点を許し、30－33と逆転を許して第１クォーターを終える。

　第２クォーターには一時リードを奪い返したものの、取っては取られる苦しい展開に。前半終盤には八村が３ポイントと速攻のダンクで５点を連取したが、56－64と８点のビハインドを背負って折り返しとなった。
  　仕切り直しの後半も、レイカーズは負の連鎖を断ち切れず。第３クォーターはチーム全体で30得点をあげた一方で40失点と守備が崩壊。第４クォーターはドンチッチは出場せず、レブロンや八村ら主力も７分以上を残して早々にベンチに退き白旗を上げた。

　連勝が６で止まったレイカーズは八村がチーム最多の19得点を奪取。悪い流れのなかでもフィールドゴール成功率53.3%（８／15）、３ポイント成功率60.0%（３／５）と最近の好調を継続させた。

　そのほか、レブロンが18得点、６リバウンド、７アシスト、リーブスが15得点、11アシストを記録。移籍２戦目のドンチッチは３本の３ポイントを含む16得点に、得意のノールックパスから４アシストをあげたものの、出場23分間で５ファウルと本調子とは言い難い出来に終わった。

　また、この日は控えの中心を担っていたドリアン・フィニー・スミスとゲイブ・ヴィンセントが欠場。先発のヘイズも故障で第２クォーター以降出場できず、人員不足が響いた。

　レイカーズは32勝20敗（勝率61.5％）のウエスト５位でオールスター前の日程を終了。球宴後は19日（日本時間20日）、ホームのシャーロット・ホーネッツ戦から再開する。

構成●ダンクシュート編集部

“42.9％”の３ポイント成功率はリーグ11位、八村塁が自身とレイカーズ絶好調の要因を語る「レブロンやリーブスが理解してくれている」【NBA】

「なぜ誰もルイについて話さないの？」ルカトレード後も絶好調の八村、現地ファン称賛「本当に良いバスケしてる」「彼がいてくれてうれしい」【NBA】