専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

八村塁が故障後初めてチーム練習にフル参加!復帰時期について指揮官から注目発言も

秋山裕之

2020.01.26

1か月以上コートから遠ざかっている八村。1月30日から始まるホーム6連戦での復帰が期待される。(C)REUTERS/AFLO

1か月以上コートから遠ざかっている八村。1月30日から始まるホーム6連戦での復帰が期待される。(C)REUTERS/AFLO

 1月25日(日本時間26日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズは、いずれも敵地で行なわれる26日のアトランタ・ホークス戦、28日のミルウォーキー・バックス戦に向けてチーム練習を行なった。

 ホークスとは今月10日にホームで対戦しており、111-101で勝利を収めている。この試合では相手のエースであるトレイ・ヤングに対し、ゲイリー・ペイトン二世とトロイ・ブラウンJr.を中心に好ディフェンスを見せ、フィールドゴール7/20、3ポイント0/7の計19得点に抑え込んだ。

 ウィザーズはこの試合を欠場していたブラッドリー・ビールとトーマス・ブライアントが戦列復帰を果たしており、敵地で再び勝利を掴みたいところ。ただし、ヤングは1度ショットが決まりだすと止まらない爆発力を持っているため、引き続き最大限に警戒すべき選手なのは間違いない。

 また、ホークスでは今月16日のトレードでミネソタ・ティンバーウルブズから獲得したベテランのジェフ・ティーグも注目だ。ヤングのバックアップとなったティーグは、ここまで4試合に出場して平均20.5分、7.3点、4.5アシストを記録。今季ウルブズの先発ポイントガードとして出場したウィザーズとの2試合では、いずれも得点とアシストのダブルダブルをマークしており、相性の良さを示している。
 
 特に昨年11月2日の試合(131-109でウルブズ勝利)では、27分37秒の出場で15得点、13アシストに4リバウンド、3スティールと活躍。出場時間帯における得失点差では圧巻の+32と、ウィザーズのディフェンス陣を切り崩しただけに注意が必要だろう。

 そんななか、25日の練習後にウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)が八村塁の現状について注目の発言をした。

「ルイが今日、全体練習に(欠場して以来)初めてフルで参加した。コーチ陣とはコンタクトを取り入れた練習もした。毎日メニューを増やしているなか、(本人は)違和感を感じていないので順調に進んでいる。コンディションはまだまだだから、焦らず調整してほしい。問題が起こらない限り、オールスター前の復帰はあるだろう」

 ウィザーズはバックス戦を終えると、30日から2月11日までホーム6連戦が行なわれる。その後12日にアウェーでのニューヨーク・ニックス戦を挟みオールスターブレイクに突入するため、このホーム6連戦のいずれかで八村を復帰させる可能性が高そうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】美女揃い!妖艶ダンスで人々を魅了するNBAのチアリーダー特集!
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号