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ドンチッチが盟友との再会に微笑み「カイは兄弟だ。バスケの絆を超えた関係を築いた」 一方でトレードの遺恨には「決着に時間がかかる」【NBA】

THE DIGEST編集部

2025.02.26

移籍後初対戦となったドンチッチ(中央)とアービング(左)。(C) Getty Images

 NBAロサンゼルス・レイカーズは現地2月25日、本拠地ダラス・マーベリックス(マブズ)戦に107-99で勝利。移籍後初の古巣対決となったルカ・ドンチッチ(レイカーズ)は19得点、15リバウンド、12アシストと、トリプルダブルの活躍を見せた。

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 ドンチッチはこの試合、フィールドゴール成功率35.3%(6/17)、3ポイントシュート成功率14.3%(1/7)とタッチに苦しんだものの、唯一の3ポイントシュートを沈めた際にはマブズベンチに向かって叫ぶなど、古巣撃破に向けて気合十分の様子。一方で試合の前後には、コートに集った元チームメイトと笑顔で固いハグを交わし、カイリー・アービング(マブズ)とはハンドシェイクも見せるなど、元チームメイトとの再会を楽しんだ。

 試合後にはドンチッチの会見の様子がマーベリックスの地元メディア『Dallas Hoops Journal』のグラント・アフセス記者のXで紹介された。今回の勝利でトレードの決着はついたか、と問われたドンチッチは「決着にはしばらく時間がかかると思う」とコメント。「理想的なものではなかったが、この試合が終わって良かった。色々な感情が沸いてくるが、私たちは一歩一歩前進していて、毎日良くなっているんだ」と続けた。

 またドンチッチは、約2シーズンにわたりプレーをともにしてきたアービングについて、「カイは兄弟だ。僕たちはバスケットボールの絆を超えた関係を築いたんだ」と微笑み、「彼ら(マブズ時代のチームメイト)全員に会って、一緒に戦うことができて良かったよ」とかつての戦友との再会を喜んだ。

 米スポーツメディア『CLUTCH POINTS』のマーベリックス番のジョイ・ミストレッタ記者は試合後のアービングのコメントを自身のXで共有。「(ドンチッチは)無邪気な子ども(のような人間)であると同時に並外れた才能がある。(そのようなドンチッチを)不必要に、狂ったように追いかける人がいるような気がする。私の目標は(そのような人から)ルカを守ることだった。だからバスケットボール以上の関係性を築けたんだ」とドンチッチとの絆について語った。

 両チームの次回の対戦は現地4月9日、マーベリックスの本拠地アメリカン・エアラインズ・センターで行なわれる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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