前人未到の大記録も、“キング”にとっては通過点に過ぎないのかもしれない。
現地時間3月4日、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、レギュラーシーズンとプレーオフの合計得点で史上初の5万点を突破。昨年3月に達成したレギュラーシーズン4万得点に続き、NBAの歴史を塗り替え続けている。
史上初の大台まであと1点に迫って迎えた4日のニューオリンズ・ペリカンズ戦。レブロンは第1クォーター残り8分34秒にルカ・ドンチッチのパスを受けると、鮮やかに3ポイントをヒット。この日最初のシュートであっさりと記録を破ってみせた。
快勝した試合後、レブロンの記念すべき得点をアシストしたドンチッチは「5万得点…それがどれほど常軌を逸しているか説明することもできない」と脱帽。続けて冗談交じりに「7万点までいくかもしれないね」と語り、記者たちの笑いを誘った。
現役最年長の40歳であるレブロンが、ここから2万点を積み重ねることはさすがに現実的ではない。ただ、少なくとも現時点のパフォーマンスを見る限り、今後も記録を伸ばし続けることは間違いないだろう。
この日もチーム最多の34得点を奪ったレブロンは、22年目の今季も平均24.9点、8.0リバウンド、8.5アシストの成績を記録。これは最後にシーズンMVPを受賞した2013年の成績(平均26.8点、8.0リバウンド、7.3アシスト)とほとんど変わらない。
さらに驚くべきは、40歳となって以降の好調ぶりだ。今季最初の28試合は平均23.5点(フィールドゴール成功率49.6%、3ポイント成功率35.7%)だったのが、誕生日を迎えた昨年12月30日以降の28試合では平均26.4点(フィールドゴール成功率54.1%、3ポイント成功率42.8%)と数字をアップさせているのだ。
チームも1月21日以降の直近20試合で17勝をあげ、ウエスタン・カンファレンスの2位に浮上。プレーオフ進出が近づくだけでなく、優勝戦線にも加わりつつあり、“キング”のモチベーションは最高潮に高まっているに違いない。
■レギュラーシーズン&プレーオフ合計得点ランキング
※現地3月5日時点。*=現役。RS=レギュラーシーズン、PO=プレーオフ。
1位:レブロン・ジェームズ*/5万33得点
(RS:4万1871点+PO:8162点)
2位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/4万4149得点
(RS:3万8387点+PO:5762点)
3位:カール・マローン/4万1689得点
(RS:3万6928点+PO:4761点)
4位:コビー・ブライアント/3万9283得点
(RS:3万3643点+PO:5640点)
5位:マイケル・ジョーダン/3万8279得点
(RS:3万2292点+PO:5987点)
6位:ケビン・デュラント*/3万5225得点
(RS:3万240点+PO:4985点)
7位:ダーク・ノビツキー/3万5223得点
(RS:3万1560点+PO:3663点)
8位:ウィルト・チェンバレン/3万5026得点
(RS:3万1419点+PO:3607点)
9位:シャキール・オニール/3万3846得点
(RS:2万8596点+PO:5250点)
10位:ティム・ダンカン/3万1668得点
(RS:2万6496点+PO:5172点)
構成●ダンクシュート編集部
現地時間3月4日、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、レギュラーシーズンとプレーオフの合計得点で史上初の5万点を突破。昨年3月に達成したレギュラーシーズン4万得点に続き、NBAの歴史を塗り替え続けている。
史上初の大台まであと1点に迫って迎えた4日のニューオリンズ・ペリカンズ戦。レブロンは第1クォーター残り8分34秒にルカ・ドンチッチのパスを受けると、鮮やかに3ポイントをヒット。この日最初のシュートであっさりと記録を破ってみせた。
快勝した試合後、レブロンの記念すべき得点をアシストしたドンチッチは「5万得点…それがどれほど常軌を逸しているか説明することもできない」と脱帽。続けて冗談交じりに「7万点までいくかもしれないね」と語り、記者たちの笑いを誘った。
現役最年長の40歳であるレブロンが、ここから2万点を積み重ねることはさすがに現実的ではない。ただ、少なくとも現時点のパフォーマンスを見る限り、今後も記録を伸ばし続けることは間違いないだろう。
この日もチーム最多の34得点を奪ったレブロンは、22年目の今季も平均24.9点、8.0リバウンド、8.5アシストの成績を記録。これは最後にシーズンMVPを受賞した2013年の成績(平均26.8点、8.0リバウンド、7.3アシスト)とほとんど変わらない。
さらに驚くべきは、40歳となって以降の好調ぶりだ。今季最初の28試合は平均23.5点(フィールドゴール成功率49.6%、3ポイント成功率35.7%)だったのが、誕生日を迎えた昨年12月30日以降の28試合では平均26.4点(フィールドゴール成功率54.1%、3ポイント成功率42.8%)と数字をアップさせているのだ。
チームも1月21日以降の直近20試合で17勝をあげ、ウエスタン・カンファレンスの2位に浮上。プレーオフ進出が近づくだけでなく、優勝戦線にも加わりつつあり、“キング”のモチベーションは最高潮に高まっているに違いない。
■レギュラーシーズン&プレーオフ合計得点ランキング
※現地3月5日時点。*=現役。RS=レギュラーシーズン、PO=プレーオフ。
1位:レブロン・ジェームズ*/5万33得点
(RS:4万1871点+PO:8162点)
2位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/4万4149得点
(RS:3万8387点+PO:5762点)
3位:カール・マローン/4万1689得点
(RS:3万6928点+PO:4761点)
4位:コビー・ブライアント/3万9283得点
(RS:3万3643点+PO:5640点)
5位:マイケル・ジョーダン/3万8279得点
(RS:3万2292点+PO:5987点)
6位:ケビン・デュラント*/3万5225得点
(RS:3万240点+PO:4985点)
7位:ダーク・ノビツキー/3万5223得点
(RS:3万1560点+PO:3663点)
8位:ウィルト・チェンバレン/3万5026得点
(RS:3万1419点+PO:3607点)
9位:シャキール・オニール/3万3846得点
(RS:2万8596点+PO:5250点)
10位:ティム・ダンカン/3万1668得点
(RS:2万6496点+PO:5172点)
構成●ダンクシュート編集部
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