オールスターブレイクが明け、勝負の後半戦を迎えた現地2月20日、2人の“アラフォー”がNBAの歴史に名を刻んだ。
まずはサンアントニオ・スパーズの39歳、クリス・ポールだ。
試合前時点で2ゲーム差と順位を争うフェニックス・サンズとの一戦に先発出場したポールは、13得点、5リバウンド、10アシストの働きで120-109の勝利に貢献。記録が生まれたのは開始6分36秒、相手のパスを阻んでキャリア通算2685本目のスティールをマークし、ジェイソン・キッドを抜いてNBA歴代2位に浮上した。
通算アシスト数でも昨年12月8日にキッドの記録を塗り替えたポールは、これで攻守の2部門でリーグ2位の記録保持者となった。なお、両部門の1位はともにジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)が君臨している。
ポールはキャリア20年目の今季、新天地のスパーズでここまでフル出場を継続。53試合すべて先発出場を果たし、平均9.2点、4.0リバウンド、8.2アシスト、1.36スティールと健在ぶりを示している。
そのポールを凌ぐパフォーマンスを見せたのが、現役最年長40歳のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)だ。
敵地で行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦に先発出場したレブロンは、両チーム最多の40得点と爆発。連戦の2日目で今季ワーストの11ターンオーバーとミスが目立ったとはいえ、接戦の第4クォーターには12得点を稼ぐ活躍で、ルカ・ドンチッチ不在のレイカーズを110-102の勝利に導いた。
40点ゲームは、2月6日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦(42得点)に続き今季2回目。過去、40歳を過ぎて40得点以上をマークしたのは現役最終年のマイケル・ジョーダン(ワシントン・ウィザーズ時代の2003年2月21日に40歳と4日で43得点)しかおらず、レブロンは史上初めて“複数回の40得点超えを記録した40代選手”となった。
レブロンは22年目の今季、50試合に出場(欠場4試合)して平均24.7点、7.7リバウンド、8.9アシストを記録。12月30日に40歳となって以降もチームの大黒柱と呼ぶにふさわしい働きを続けている。
なお、レブロンはこの日が1542試合目の出場で、通算出場試合数でも歴代3位に浮上。リーグ記録を更新し続ける通算得点以外にも、様々な部門でリーグの上位に名を連ねている。ポールともども、NBAが誇る“アラフォー”はまだまだ元気だ。
■NBA通算出場試合数TOP10
1位:ロバート・パリッシュ/1611試合
2位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/1560試合
3位:レブロン・ジェームズ*/1542試合
4位:ヴィンス・カーター/1541試合
5位:ダーク・ノビツキー/1522試合
6位:ジョン・ストックトン/1504試合
7位:カール・マローン/1476試合
8位:ケビン・ガーネット/1462試合
9位:ケビン・ウィリス/1424試合
10位:ジェイソン・テリー/1410試合
20位:クリス・ポール*/1325試合
■NBA通算アシストTOP10
1位:ジョン・ストックトン/1万5806本
2位:クリス・ポール*/1万2326本
3位:ジェイソン・キッド/1万2091本
4位:レブロン・ジェームズ*/1万1455本
5位:スティーブ・ナッシュ/1万335本
6位:マーク・ジャクソン/1万334本
7位:マジック・ジョンソン/1万141本
8位:オスカー・ロバートソン/9887本
9位:ラッセル・ウエストブルック*/9782本
10位:アイザイア・トーマス/9061本
■NBA通算スティールTOP10
1位:ジョン・ストックトン/3265本
2位:クリス・ポール*/2686本
3位:ジェイソン・キッド/2684本
4位:マイケル・ジョーダン/2514本
5位:ゲイリー・ペイトン/2445本
6位:レブロン・ジェームズ*/2320本
7位:モーリス・チークス/2310本
8位:スコッティ・ピッペン/2307本
9位:クライド・ドレクスラー/2207本
10位:アキーム・オラジュワン/2162本
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。*=現役
構成●ダンクシュート編集部
まずはサンアントニオ・スパーズの39歳、クリス・ポールだ。
試合前時点で2ゲーム差と順位を争うフェニックス・サンズとの一戦に先発出場したポールは、13得点、5リバウンド、10アシストの働きで120-109の勝利に貢献。記録が生まれたのは開始6分36秒、相手のパスを阻んでキャリア通算2685本目のスティールをマークし、ジェイソン・キッドを抜いてNBA歴代2位に浮上した。
通算アシスト数でも昨年12月8日にキッドの記録を塗り替えたポールは、これで攻守の2部門でリーグ2位の記録保持者となった。なお、両部門の1位はともにジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)が君臨している。
ポールはキャリア20年目の今季、新天地のスパーズでここまでフル出場を継続。53試合すべて先発出場を果たし、平均9.2点、4.0リバウンド、8.2アシスト、1.36スティールと健在ぶりを示している。
そのポールを凌ぐパフォーマンスを見せたのが、現役最年長40歳のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)だ。
敵地で行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦に先発出場したレブロンは、両チーム最多の40得点と爆発。連戦の2日目で今季ワーストの11ターンオーバーとミスが目立ったとはいえ、接戦の第4クォーターには12得点を稼ぐ活躍で、ルカ・ドンチッチ不在のレイカーズを110-102の勝利に導いた。
40点ゲームは、2月6日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦(42得点)に続き今季2回目。過去、40歳を過ぎて40得点以上をマークしたのは現役最終年のマイケル・ジョーダン(ワシントン・ウィザーズ時代の2003年2月21日に40歳と4日で43得点)しかおらず、レブロンは史上初めて“複数回の40得点超えを記録した40代選手”となった。
レブロンは22年目の今季、50試合に出場(欠場4試合)して平均24.7点、7.7リバウンド、8.9アシストを記録。12月30日に40歳となって以降もチームの大黒柱と呼ぶにふさわしい働きを続けている。
なお、レブロンはこの日が1542試合目の出場で、通算出場試合数でも歴代3位に浮上。リーグ記録を更新し続ける通算得点以外にも、様々な部門でリーグの上位に名を連ねている。ポールともども、NBAが誇る“アラフォー”はまだまだ元気だ。
■NBA通算出場試合数TOP10
1位:ロバート・パリッシュ/1611試合
2位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/1560試合
3位:レブロン・ジェームズ*/1542試合
4位:ヴィンス・カーター/1541試合
5位:ダーク・ノビツキー/1522試合
6位:ジョン・ストックトン/1504試合
7位:カール・マローン/1476試合
8位:ケビン・ガーネット/1462試合
9位:ケビン・ウィリス/1424試合
10位:ジェイソン・テリー/1410試合
20位:クリス・ポール*/1325試合
■NBA通算アシストTOP10
1位:ジョン・ストックトン/1万5806本
2位:クリス・ポール*/1万2326本
3位:ジェイソン・キッド/1万2091本
4位:レブロン・ジェームズ*/1万1455本
5位:スティーブ・ナッシュ/1万335本
6位:マーク・ジャクソン/1万334本
7位:マジック・ジョンソン/1万141本
8位:オスカー・ロバートソン/9887本
9位:ラッセル・ウエストブルック*/9782本
10位:アイザイア・トーマス/9061本
■NBA通算スティールTOP10
1位:ジョン・ストックトン/3265本
2位:クリス・ポール*/2686本
3位:ジェイソン・キッド/2684本
4位:マイケル・ジョーダン/2514本
5位:ゲイリー・ペイトン/2445本
6位:レブロン・ジェームズ*/2320本
7位:モーリス・チークス/2310本
8位:スコッティ・ピッペン/2307本
9位:クライド・ドレクスラー/2207本
10位:アキーム・オラジュワン/2162本
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。*=現役
構成●ダンクシュート編集部
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