ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)やコビー・ブライアント(元レイカーズ)とともに「史上最高の選手(GOAT)」の1人として語られる。
40歳を迎えた今季も現役トップレベルの力を保持している“生けるレジェンド”だが、元NBA選手のギルバート・アリナスはレブロンへの世論について持論を展開している。
2003年のドラフト全体1位指名でNBA入りした“キング”レブロンも、今季で歴代最長タイの22年目に突入。これまでレギュラーシーズン1550試合(歴代3位)で計5万8620分間(同1位)プレーし、通算得点(4万1924)はNBA記録を更新し続けており、ほかにも1万1661リバウンド(同25位)、1万1504アシスト(同4位)をマーク。通算出場試合数(1550)で1位のロバート・パリッシュ(1611試合)超えも視野に入れる。
現地時間3月4日(日本時間5日)に行なわれたニューオリンズ・ペリカンズ戦では、レギュラーシーズンとプレーオフの合計得点で史上初の5万点を突破。昨年3月に達成したレギュラーシーズン4万得点に続き、NBAの歴史を塗り替え続けている。
現役でありながら、史上最高の選手の呼び声も高いレブロンだが、神様ジョーダンや英雄コビーには及ばないと見る声も少なくはない。アリナスは、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、「『GOATは誰か?』となったら、『ジョーダンがGOAT、コビーが2位だ』と言うのは問題だ。レブロンがNo.3に位置付けられるのは(ジョーダンやコビーよりも少ない)4回しか優勝していないからだ」と指摘した。
「なぜレブロンがNo.3だということに否定的なのか。No.4の選手に対して否定的な考えはない。No.2は何かを成し遂げれば1位になることができるが、レブロンを超えることはできない」
NBAの歴史には偉大なレジェンドたちが多くいる中で、歴代トップ10において“マイナス評価”を受けるのはレブロンだけだとの持論をアリナスは展開している。
「歴代トップ10リストでマイナスが付く選手は1人しかいない。優勝を5回経験しているNo.8(ティム・ダンカン/元サンアントニオ・スパーズ)について話す時、ネガティブな思いはない。(マイナス評価がつくのは)レブロンだけだ。
レブロンは優勝回数の観点からNo.3。トップ10の選手に、歴代最高の選手は誰かと聞いてみてほしい。レブロンの話題になると、通算得点でNBA記録を保持しているということよりも、優勝リングは4つと言われる。『彼はマイアミ(ヒート)に移籍した』ともね。まるで、なぜレブロンが1位ではないのかを説明しようとしているようだ」
すでに不惑に突入しているレブロン。今後いつまで現役を続けるかで、“過小評価”を覆す可能性もあるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
カリーを“GOAT論争”に加えたシャックの意見にカーHCも同意「スキル面で見て歴代最高の選手」<DUNKSHOOT>
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「チームスポーツにGOATは存在しない」。名手ピッペンが持論を展開「レブロンと比較できる選手はいないが、彼がGOATになるのかは…」<DUNKSHOOT>
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