現地時間3月9日、10日(日本時間10、11日、日付は以下同)に行なわれたオクラホマシティ・サンダーとデンバー・ナゲッツの連戦は初戦こそサンダーが127-104で圧勝も、2戦目は後半に爆発したナゲッツが140-127で勝利を収めた。
ウエスタン・カンファレンス首位のサンダーは10日の試合に勝利し、同日にウエスト6位のゴールデンステイト・ウォリアーズがポートランド・トレイルブレイザーズに敗れれば、プレーオフ出場が決定するところだった。しかし、チームは敗れ、なおかつウォリアーズが勝ったことで、出場権獲得は次戦以降にお預けとなった。
これで今季レギュラーシーズンの直接対決を2勝2敗で終えたサンダーとナゲッツだが、プレーオフを前にシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)とニコラ・ヨキッチによるMVP争いに注目が集まっている。
10日を終えた時点で、SGAはリーグベストの平均32.7点に5.1リバウンド、6.2アシスト、1.8スティール、1.1ブロック。ヨキッチが平均28.9点、13.0リバウンド、10.5アシスト、1.8スティールと、両者ともオールラウンドな成績を残していて甲乙つけ難い。
MVP争いの本命同士という評価に、サンダーのエースはこう反応していた。
「考えたこともないけど、話題になることだとは思っている。(でも)これはエンターテインメントであって、スポーツの一部なんだ。その話題に自分を入れてくれること、そう考えられていることは光栄なことだね」
一方、過去4シーズンで3度のMVPに選ばれるなど同賞の常連であるヨキッチは、昨季の投票で2位に入ったSGAとの争いをこう分析していた。
「僕にとっては3、4年連続だからわからないよ。自分でコントロールできることじゃないからね。僕自身は人生でベストなバスケットボールができていると思っているけど、それが十分ならそれでいいし、十分でなければ、彼はそれ(MVP)に値する。本当に素晴らしいプレーをしているからね」
ウエスト1位のサンダーと2位ナゲッツのゲーム差は11.0のため、ここからナゲッツが逆転することは現実的に難しい。チーム成績が重要視される場合は、ギルジャス・アレキサンダーが優勢だが、ヨキッチがNBA史上3人目のシーズン・トリプルダブルを達成し、ナゲッツがウエスト2位を死守することができれば、通算4度目のMVPに輝く可能性もありそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
前日に大敗したナゲッツがウエスト首位のサンダーにリベンジ!34得点のマレーは「自分の攻撃的な部分を持ち込んでプレーした」<DUNKSHOOT>
3試合で平均44点のギルジャス・アレキサンダー、平均13アシストのヤングが週間MVP!2018年ドラフト同期が揃い踏み|NBA第20週<DUNKSHOOT>
SGAはMVP受賞に興味なし?「勝利がすべて。勝たなければ何の意味もない」<DUNKSHOOT>
ウエスタン・カンファレンス首位のサンダーは10日の試合に勝利し、同日にウエスト6位のゴールデンステイト・ウォリアーズがポートランド・トレイルブレイザーズに敗れれば、プレーオフ出場が決定するところだった。しかし、チームは敗れ、なおかつウォリアーズが勝ったことで、出場権獲得は次戦以降にお預けとなった。
これで今季レギュラーシーズンの直接対決を2勝2敗で終えたサンダーとナゲッツだが、プレーオフを前にシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)とニコラ・ヨキッチによるMVP争いに注目が集まっている。
10日を終えた時点で、SGAはリーグベストの平均32.7点に5.1リバウンド、6.2アシスト、1.8スティール、1.1ブロック。ヨキッチが平均28.9点、13.0リバウンド、10.5アシスト、1.8スティールと、両者ともオールラウンドな成績を残していて甲乙つけ難い。
MVP争いの本命同士という評価に、サンダーのエースはこう反応していた。
「考えたこともないけど、話題になることだとは思っている。(でも)これはエンターテインメントであって、スポーツの一部なんだ。その話題に自分を入れてくれること、そう考えられていることは光栄なことだね」
一方、過去4シーズンで3度のMVPに選ばれるなど同賞の常連であるヨキッチは、昨季の投票で2位に入ったSGAとの争いをこう分析していた。
「僕にとっては3、4年連続だからわからないよ。自分でコントロールできることじゃないからね。僕自身は人生でベストなバスケットボールができていると思っているけど、それが十分ならそれでいいし、十分でなければ、彼はそれ(MVP)に値する。本当に素晴らしいプレーをしているからね」
ウエスト1位のサンダーと2位ナゲッツのゲーム差は11.0のため、ここからナゲッツが逆転することは現実的に難しい。チーム成績が重要視される場合は、ギルジャス・アレキサンダーが優勢だが、ヨキッチがNBA史上3人目のシーズン・トリプルダブルを達成し、ナゲッツがウエスト2位を死守することができれば、通算4度目のMVPに輝く可能性もありそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
前日に大敗したナゲッツがウエスト首位のサンダーにリベンジ!34得点のマレーは「自分の攻撃的な部分を持ち込んでプレーした」<DUNKSHOOT>
3試合で平均44点のギルジャス・アレキサンダー、平均13アシストのヤングが週間MVP!2018年ドラフト同期が揃い踏み|NBA第20週<DUNKSHOOT>
SGAはMVP受賞に興味なし?「勝利がすべて。勝たなければ何の意味もない」<DUNKSHOOT>
関連記事
- 前日に大敗したナゲッツがウエスト首位のサンダーにリベンジ!34得点のマレーは「自分の攻撃的な部分を持ち込んでプレーした」<DUNKSHOOT>
- 3試合で平均44点のギルジャス・アレキサンダー、平均13アシストのヤングが週間MVP!2018年ドラフト同期が揃い踏み|NBA第20週<DUNKSHOOT>
- 「みんな私服か治療中。笑うしかないよ」“野戦病院”のマブズにキッドHCが嘆き。自虐的ジョークも<DUNKSHOOT>
- SGAはMVP受賞に興味なし?「勝利がすべて。勝たなければ何の意味もない」<DUNKSHOOT>
- カリーを“GOAT論争”に加えたシャックの意見にカーHCも同意「スキル面で見て歴代最高の選手」<DUNKSHOOT>