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河村勇輝がGリーグで2試合連続のダブルダブル!16得点&15アシスト、華麗なパスを連発しハッスルを牽引<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.12

河村は16得点、15アシストと司令塔として見事なパフォーマンスを見せた。(C)Getty Images

河村は16得点、15アシストと司令塔として見事なパフォーマンスを見せた。(C)Getty Images

 現地時間3月11日(日本時間12日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズの河村勇輝は傘下のGリーグチーム、メンフィス・ハッスルの一員として、ホームで行なわれたユタ・スターズ戦(ユタ・ジャズ傘下)に出場した。

 河村は開始からドライブで相手を引きつけ、DJ・スチュワードの3ポイントを2本、ネイト・ヒントンのレイアップ、速攻からレイアップとチーム最初の10点にすべて絡む活躍を見せる。波に乗る河村はその後も左45度付近から3ポイント、アーマンド・ベイコットへのアウトレットパス、マオジーニャ・ペレイラ、レイス・トンプソンへのビハインド・ザ・バック・パスなど華麗なプレーを連発し、第1クォーターだけで8アシストを配給した。

 29–21とハッスルのリードでスタートした第2クォーター、河村は序盤にカマニ・ジョンソンのレイアップをアシスト、終盤に自ら3ポイント、終了間際にはスチュワードの3ポイントを演出し、前半だけで10アシストを記録。ただ、このクォーターでスターズに40点を奪われたハッスルは57-61と逆転されて後半戦へ。
 
 河村は後半に入っても好調を維持。第3クォーター残り8分12秒にすくいあげるようなパスでペレイラの豪快ダンクをアシストすると、6分44秒には3ポイントをヒット。一時2桁点差をつけられたハッスルだったが、終盤に河村がデイビッド・ジョンソンとマラカイ・スミスの3ポイントをお膳立てし、4点差に詰め寄る。

 第4クォーター、チーム最初の得点をレイアップで記録した河村は、続けてトンプソンの2本の3ポイントを連続アシストし、8分42秒には同点3ポイントを叩き込む。この時点で15アシストとなり、Gリーグでの自己ベスト(16本)の更新が期待されたが、以降は見せ場を作れず、ハッスルは119-121で惜敗した。

 河村はGリーグで2試合連続のダブルダブルとなる16得点、15アシストに4リバウンド、フィールドゴール成功率46.2%(6/13)、3ポイント成功率57.1%(4/7)と見事なパフォーマンスを演じた。

 これで4連敗となったハッスルは、連敗ストップをかけて3月13、14日にアウェーでロングアイランド・ネッツ(ブルックリン・ネッツ傘下)との連戦に挑む。また、グリズリーズは12日にユタ・ジャズ、14日にクリーブランド・キャバリアーズとホームで対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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