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NBA

「本物のキラーだ」元レイカーズのラッセルがリーブスを称賛「レブロンやルカが彼の良さを消してしまうことはない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.12

今季途中までレイカーズでプレーしたラッセル(右)は、リーブス(左)の能力を高く評価している。(C)Getty Images

今季途中までレイカーズでプレーしたラッセル(右)は、リーブス(左)の能力を高く評価している。(C)Getty Images

 現地時間3月10日(日本時間11日)、ブルックリンのバークレイズ・センターで行なわれたブルックリン・ネッツとロサンゼルス・レイカーズの一戦は、第1クォーターで12点差をつけられたネッツが第2クォーターに逆転。後半もリードを守り、111-108で勝利した。

 レイカーズはルカ・ドンチッチが22得点、12リバウンド、12アシストのトリプルダブル、ゲイブ・ヴィンセントがシーズンハイの24得点、ダルトン・コネクトが19得点、オースティン・リーブスが17得点、8リバウンド、10アシスト、ベンチからジョーダン・グッドウィンが17得点、8リバウンドをあげたが、先発のレブロン・ジェームズ、八村塁、ジャクソン・ヘイズと、ロールプレーヤーのドリアン・フィニー・スミスをケガで欠いた影響は大きく、これで2連敗となった。
 
 下位相手の敗戦にリーブスは「信じられないほど悪いプレーをしてしまった。チームの勝利に貢献できなかったのは悔しいし、ブロン(レブロン)がいない時は自分がもっと良いプレーをしなければならないのに、それができなかった。それが敗因のひとつだったと思う」と猛省。

 この日のリーブスはトリプルダブル級の数字を残した一方で、フィールドゴール成功率21.4%(3/14)、3ポイント成功率20.0%(1/5)とショットが不発で、出場時の得失点差はチームワーストのマイナス10だった。
 
 それでも、今季途中までレイカーズでプレーしていたディアンジェロ・ラッセル(ネッツ)はリーブスを高く評価し、2大エースのレブロンとドンチッチとも上手く共存できると語った。

「彼の役割は(ドンチッチ加入で)少し変わったけど、彼は本物のキラーだし、過小評価されている。レブロンやルカの存在が彼の成功を妨げたり、彼の良さを消してしまうことはないと思うよ」

 ラッセルは昨年12月にネッツにトレードされるまで、レイカーズでリーブスと約2年間共闘。同じガード選手としてコート上だけでなくコート外でも交流を深め、成長をサポートしてきた。

 今年1月にリーブスは地元メディアに「彼は僕のことをめちゃくちゃ助けてくれた。彼もこのチームにドラフトされて、若い頃にいろいろな経験をしてきたから、僕がこれまで経験してきたことや、今乗り越えようとしていることを理解してくれた。だからこそ、彼は僕に成長することや、より良くなる方法を教えてくれたんだ」とラッセルの存在が大きな助けになったことを明かしていた。

 最後にラッセルは「彼を称賛したい。俺は彼を応援しているよ」と後輩にエールを送った。

 2021年のドラフト外入団から順調に成長を続け、今季は自己ベストの平均18.8点、5.9アシストの好成績を残しているリーブス。チームがプレーオフを勝ち上がるためにレブロンとドンチッチの活躍はもちろん、この26歳のパフォーマンスも大きなカギになってきそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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