現地時間3月12日(日本時間13日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、現地メディア『95.7 The Game』の番組「The Steiny and Guru show」に出演。間もなく37歳となる自身のコンディションや、今後のキャリアについて語った。
ウォリアーズは2月6日の時点で、25勝26敗と勝率5割を切っていたが、この日に成立した5チーム間トレードでマイアミ・ヒートからジミー・バトラーを獲得したことを機に状況が好転。
2月8日のシカゴ・ブルズ戦以降、14試合で12勝と白星を量産し、オールスター後はウエスタン・カンファレンスでベスト、リーグ全体でも2位の9勝1敗(勝率90.0%)を誇る。3月12日時点で37勝28敗(勝率56.9%)とし、プレーオフへ自動的に出場可能なウエスト6位まで順位を上げている。
NBA史上初の3ポイント通算4000本の大台まで残り2本に肉薄するカリーは、球宴後はリーグ2位の平均29.5点に3.7リバウンド、6.5アシスト、1.30スティールと大暴れ。フィールドゴール成功率51.4%、3ポイント成功率43.9%(平均5.0本成功)、フリースロー成功率96.7%とショット全般も絶好調で猛威を振るっている。
今月14日に37歳の誕生日を迎えるカリーの現行契約は2026-27シーズンまで。今季も含め残り3シーズンとなっていて、移籍後に新契約を結んだバトラーも同時期に契約満了を迎える。
ただ、キャリア16年目をプレーするスーパースターは、現在の自身のコンディションに好感触を抱いているようだ。
「自分の契約期間が確保されているのは知っている。それを超えたいのは確かだね。これまで(引退時期に関する)質問に回答しようとしてきた。その答えは自分の身体がどうなっているかがベースになっていた。『このレベルをキープできるのか?』と自分に期待して判断されるものだった。
平均得点やスタッツ面に執着しているんじゃない。『自分がどれだけゲームを支配できるのか』、『このスタイルで平均30分プレーできるのか?』と、毎年再評価するようにしている」
今季のカリーはここまで欠場が9試合のみ。ボールを持たない時も、常にコート上を動き続けるプレースタイルゆえ、相手選手との接触や疲労でケガをするリスクがつきまとうが、今は健康面も良好だという。
「いい感じだ。身体は過去数年よりもいい。確かに、キャリア序盤では何度も足首のケガがあったし、5~6年前には手の手術もした。ただ、そこで自分の身体から学んできたんだ。良好な状態でいるためには何が必要なのかをね」
ここからNBAはシーズン終盤戦に入り、一戦一戦の重みがさらに増す。特にポストシーズンに向けた順位争いは熾烈で、毎試合激しい闘いが展開されることになる。
今後、カリーが絶対に負傷しないと断言することはできないが、少なくとも本人は自らのコンディショニングに自信をもっていて、現行契約満了後もプレーできるという手応えを掴んでいるのだろう。
カリーは紛れもなくNBA、さらには世界を代表するバスケットボールプレーヤーであるだけに、本人が長くプレーしたいと願うのであれば、誰もが歓迎するのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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平均得点やスタッツ面に執着しているんじゃない。『自分がどれだけゲームを支配できるのか』、『このスタイルで平均30分プレーできるのか?』と、毎年再評価するようにしている」
今季のカリーはここまで欠場が9試合のみ。ボールを持たない時も、常にコート上を動き続けるプレースタイルゆえ、相手選手との接触や疲労でケガをするリスクがつきまとうが、今は健康面も良好だという。
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ここからNBAはシーズン終盤戦に入り、一戦一戦の重みがさらに増す。特にポストシーズンに向けた順位争いは熾烈で、毎試合激しい闘いが展開されることになる。
今後、カリーが絶対に負傷しないと断言することはできないが、少なくとも本人は自らのコンディショニングに自信をもっていて、現行契約満了後もプレーできるという手応えを掴んでいるのだろう。
カリーは紛れもなくNBA、さらには世界を代表するバスケットボールプレーヤーであるだけに、本人が長くプレーしたいと願うのであれば、誰もが歓迎するのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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