NBAが誇る“史上最高シューター”が、新たな高みに到達した。
現地時間3月13日、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームでサクラメント・キングスと対戦。エースのステフィン・カリーがリーグ史上初となる3ポイント通算4000本成功の偉業を達成した。
大台まで残り2本に迫って迎えた一戦。カリーは第1クォーター残り5分35秒にネットを揺らしカウントダウンを減らすも、前半はこの1本止まり。しかし後半、ついにその時が訪れる。
第3クォーター残り8分30秒過ぎ、ボールを持ったカリーは一度ファンブルするが、味方がルーズボールを拾うと、再びパスを受けてシュート体勢に。止めにかかるディフェンダーを冷静にかわしてドリブルを突き、シュートを放つ。ボールは見事にネットに吸い込まれ、ホームアリーナは歓喜に包まれた。
2009年にNBA入りしたカリーは、最初の3年間はケガもあって目立った成績は残せなかったが、4年目の2012-13シーズンから5年連続でリーグ最多の3ポイント成功数を記録。MVPに輝いた15-16シーズンにはいまだ破られていない402本のリーグ記録を樹立した。
30代になってからもペースは落ちることなく、翌14日に迎える37歳の誕生日を前に偉業達成。直後からリーグ公式SNSをはじめ、稀代の名シューターを祝福する声であふれた。
カリーがブランドの顔を務めるアンダーアーマーは、「世界中の選手の 99.99999% はこのクラブに加わることはできない」と公式Xに画像付きで投稿。さらに元NBA選手である父親(デル・カリー)らのメッセージ動画も公開した。
長年しのぎを削ったロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズも、自身のXで「4000本はクレイジーだ!!!!!おめでとう、ブラザー!!」と派手に祝福。昨年のパリ五輪で名コンビぶりを発揮した盟友を称えた。
カリーのシーズン別3ポイント成功数と、リーグの歴代ランキングは以下の通り。今後もしばらくはファンを楽しませてくれることは間違いないだろう。
■カリーのシーズン別3ポイント成功数
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。
*=リーグ最多、カッコ内は出場試合数
2009-10:166本(80)
2010-11:151本(74)
2011-12:55本(26)
2012-13:272本*(78)
2013-14:261本*(78)
2014-15:286本*(80)
2015-16:402本*(79)
2016-17:324本*(79)
2017-18:212本*(51)
2018-19:354本(69)
2019-20:12本(5)
2020-21:337本*(63)
2021-22:285本*(64)
2022-23:273本(56)
2023-24:357本*(74)
2024-25:253本(57)※3月13日現在
■NBA3ポイント成功数ランキング
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。*=現役
1位:ステフィン・カリー*/4000本
2位:ジェームズ・ハーデン*/3127本
3位:レイ・アレン/2973本
4位:デイミアン・リラード*/2794本
5位:クレイ・トンプソン*/2667本
6位:レジー・ミラー/2560本
7位:レブロン・ジェームズ*/2542本
8位:カイル・コーバー/2450本
9位:ポール・ジョージ*/2349本
10位:ヴィンス・カーター/2290本
構成●ダンクシュート編集部
現地時間3月13日、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームでサクラメント・キングスと対戦。エースのステフィン・カリーがリーグ史上初となる3ポイント通算4000本成功の偉業を達成した。
大台まで残り2本に迫って迎えた一戦。カリーは第1クォーター残り5分35秒にネットを揺らしカウントダウンを減らすも、前半はこの1本止まり。しかし後半、ついにその時が訪れる。
第3クォーター残り8分30秒過ぎ、ボールを持ったカリーは一度ファンブルするが、味方がルーズボールを拾うと、再びパスを受けてシュート体勢に。止めにかかるディフェンダーを冷静にかわしてドリブルを突き、シュートを放つ。ボールは見事にネットに吸い込まれ、ホームアリーナは歓喜に包まれた。
2009年にNBA入りしたカリーは、最初の3年間はケガもあって目立った成績は残せなかったが、4年目の2012-13シーズンから5年連続でリーグ最多の3ポイント成功数を記録。MVPに輝いた15-16シーズンにはいまだ破られていない402本のリーグ記録を樹立した。
30代になってからもペースは落ちることなく、翌14日に迎える37歳の誕生日を前に偉業達成。直後からリーグ公式SNSをはじめ、稀代の名シューターを祝福する声であふれた。
カリーがブランドの顔を務めるアンダーアーマーは、「世界中の選手の 99.99999% はこのクラブに加わることはできない」と公式Xに画像付きで投稿。さらに元NBA選手である父親(デル・カリー)らのメッセージ動画も公開した。
長年しのぎを削ったロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズも、自身のXで「4000本はクレイジーだ!!!!!おめでとう、ブラザー!!」と派手に祝福。昨年のパリ五輪で名コンビぶりを発揮した盟友を称えた。
カリーのシーズン別3ポイント成功数と、リーグの歴代ランキングは以下の通り。今後もしばらくはファンを楽しませてくれることは間違いないだろう。
■カリーのシーズン別3ポイント成功数
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。
*=リーグ最多、カッコ内は出場試合数
2009-10:166本(80)
2010-11:151本(74)
2011-12:55本(26)
2012-13:272本*(78)
2013-14:261本*(78)
2014-15:286本*(80)
2015-16:402本*(79)
2016-17:324本*(79)
2017-18:212本*(51)
2018-19:354本(69)
2019-20:12本(5)
2020-21:337本*(63)
2021-22:285本*(64)
2022-23:273本(56)
2023-24:357本*(74)
2024-25:253本(57)※3月13日現在
■NBA3ポイント成功数ランキング
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。*=現役
1位:ステフィン・カリー*/4000本
2位:ジェームズ・ハーデン*/3127本
3位:レイ・アレン/2973本
4位:デイミアン・リラード*/2794本
5位:クレイ・トンプソン*/2667本
6位:レジー・ミラー/2560本
7位:レブロン・ジェームズ*/2542本
8位:カイル・コーバー/2450本
9位:ポール・ジョージ*/2349本
10位:ヴィンス・カーター/2290本
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- 球宴後は平均得点リーグ2位!衰え知らずのカリーが、現行契約後のプレー続行に自信「それを超えたいのは確かだね」<DUNKSHOOT>
- カリーを“GOAT論争”に加えたシャックの意見にカーHCも同意「スキル面で見て歴代最高の選手」<DUNKSHOOT>
- 「ジョーダン、コビー、レブロン。そこにステフを加えるんだ」シャックがカリーの“GOAT論争”参戦を推奨<DUNKSHOOT>
- カリーが今季最多56得点の大爆発!通算“3001勝目”をあげたウォリアーズ、グリーンは「俺たちはリーグでベスト」と自信<DUNKSHOOT>
- 40歳になってから成績上昇!? 史上初5万点突破のレブロンはどこまで数字を伸ばすか。ドンチッチ「7万点までいくかもね」<DUNKSHOOT>