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「ブロニーにも批評は必要」“息子批判”でレブロンに抗議された名物コメンテーターにウェイドが一定の同意「仕事上ではまったく間違ってない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.17

レブロン(右)の息子ブロニー(左)批判を繰り返すスミス氏に対し、ウェイドは一定の同意を示した。(C)Getty Images

レブロン(右)の息子ブロニー(左)批判を繰り返すスミス氏に対し、ウェイドは一定の同意を示した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズと名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスは、レブロンの息子ブロニー・ジェームズ(レイカーズ)を巡るやり取りで注目を集めている。そのなかで、レブロンの同期である元NBA選手のドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)は、ブロニーにも時には批判が必要だとの見解を示している。

 現地時間3月6日(日本時間7日、日付は以下同)に本拠地で行なわれたニューヨーク・ニックス戦の第4クォーター、レブロンがコートサイドにいた名物コメンテーターのスミスと言葉を交わした。読唇術の専門家による分析では、レブロンの息子であるブロニーに関するものだという推測がされていた。

 スミスはブロニーに関し、たびたび話題に取り上げ、父親のレブロンともども批判していたため、レブロンはそのことに抗議したと思われる。スミスによれば、レブロンは「俺の息子の文句はやめろ。バカにするな。俺の息子だ」と言ったという。

「あれはバスケットボール選手が私に立ちはだかったのではない。親であり、父だった。レブロン・ジェームズに腹を立てたり、軽んじたりすることはできない。誰の目から見ても、彼は素晴らしい家庭人だ。息子を大切に思っている素晴らしい父親でもある。彼は私が言ったことの一部に対して異議を唱え、立ちはだかってきた」
 
 レブロンは2023年3月、自身のXに「ブロニーは今日リーグパスで観ていた何人かの選手よりも間違いなくいい選手だ」と投稿していた過去がある。しかし、2024年のドラフト2巡目55位指名でレイカーズ入りしたルーキーイヤーの今季、19試合に出場するも、平均4.8分のプレータイムで1.6点、0.5リバウンド、0.4アシスト、フィールドゴール成功率25.0%、3ポイント成功率20.0%と戦力になれておらず、Gリーグ行きも経験している。

 2003年のドラフト同期で、殿堂入りを果たしているウェイドは、同じく同期であるカーメロ・アンソニー(元ニックスほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『7PM in Brooklyn With Carmelo Anthony』に出演した際「ブロン(レブロンの愛称)は俺のダチだけど、ブロンがブロニーに余計なプレッシャーをかけたんだ」と語った。

「ブロニーにも批評は必要だ。どんな選手にも、何かしらの批評は必要だ。スティーブン・A・スミスからのような批判は個人的なものだ。あれは彼の言い方が悪かった。あれを見たら、ブロンのようになってしまうのも仕方ない」

 ウェイドはレブロンの影響力を踏まえた上で「息子(ブロニー)を見てみろ。彼にどのような影響を与えるか。スミスが言ったように、あれ(レブロン)は父親だ。父親の立場から言えば、私も同じようなことは思う。でも、仕事をする立場から見れば、スミスはまったく間違っていない。スミスは自分の仕事をしているだけだ」と見解を続けていた。

構成●ダンクシュート編集部

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