専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

“レブロンの息子”ブロニーは自身への批判をどう受け止めているのか?「みんな僕を感情のないロボットだと思っている」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.23

ブロニーが自身の批判への向き合い方を語った。(C)Getty Images

ブロニーが自身の批判への向き合い方を語った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズの新人ブロニー・ジェームズは、偉大なるレブロン・ジェームズを父に持つ“二世選手”の宿命を背負いながら、NBAでのルーキーシーズンを戦っている。時が経つにつれて、周囲の雑音を受け流すことができているようだ。

 NBAの“キング”ことレブロンを父に持つ20歳のブロニーは、2024年のNBAドラフトでレイカーズから全体55位指名を受けると、2巡目指名ルーキーとしては異例の4年契約を締結。ミネソタ・ティンバーウルブズとの開幕戦でデビューを飾るとともに、NBA史上初の親子共演も果たした。

 しかし、その後はGリーグ行きも経験。NBAでのシーズンで見ると、22試合に出場して平均5.8分のプレータイムで2.3点、0.6リバウンド、0.6アシスト、フィールドゴール成功率35.4%、3ポイント成功率26.9%と、お世辞にも戦力になれているとは言い難い。
 
 様々な批判とも向き合ってきたブロニーは、『The Athletic』のジョー・バーデン記者とのインタビューで「片方の耳から入ったら、もう片方の耳から出ていくようにしている」と自身の心構えを明かしている。

「毎日黙々と仕事に取り組むように努めている。でも、時には周囲の声が少しだけ自分を駆り立てることもある。人々が言っていることをすべて見ている。みんなは僕がまるでロボットのように、感情や気持ちがないと思っているようだ。

 でも、そういう状況を受け止めて、毎日早くジムへ行き、追加の練習もして、毎日映像も見る。日々成長するための燃料として使っている。Gリーグでプレーして、ベンチからレイカーズのプレーを見て学ぶ。それがロブ(ペリンカGM/ゼネラルマネージャー)が望んでいることだ」

 バスケットボールを続ける上で“レブロン・ジェームズの息子”という肩書は、ブロニーに一生ついて回ることだろう。それでもそのすべてを受け止め、向き合い、今後も日々成長を続けていくに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】40歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号