専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

好守でカリーをシャットアウトしたロケッツのトンプソンを同僚シェングンが称賛「一日中笑わず、すごく集中していた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.04.07

対ウォリアーズ戦、トンプソン(右)がカリー(左)をシャットアウトした。(C)Getty Images

対ウォリアーズ戦、トンプソン(右)がカリー(左)をシャットアウトした。(C)Getty Images

 現地時間4月4日(日本時間5日、日付は以下同)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターでウエスタン・カンファレンス首位のオクラホマシティ・サンダーと2位のヒューストン・ロケッツが激突。ホームのロケッツが125-111で勝利し、サンダーの連勝を11で止めた。

 サンダーはチェット・ホルムグレンの長距離砲で先制するも、リードできたのは序盤の28秒間のみ。ジェイレン・グリーンの3ポイントでロケッツが同点にすると、そこから一度もリードできず、完敗を喫した。

 ロケッツはグリーンがゲームハイの34得点に4リバウンド、5アシスト、2スティール、アルペレン・シェングンが31得点、4アシスト、3スティールと2枚看板が活躍。さらにアメン・トンプソンが16得点、8リバウンド、6アシスト、2ブロック、フレッド・ヴァンブリートが13得点、6アシスト、ジャバリ・スミスJr.が9得点、17リバウンド、スティーブン・アダムズが8得点、12リバウンド、2スティールと続いた。

 勢いづいたチームは、6日に敵地チェイス・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦も106-96で勝利。7点リードで迎えた最終クォーター残り5分46秒から、グリーンがダンクに3ポイント2本、プルアップジャンパーを決め切って13点リードまで広げる殊勲の働きを見せた。
 
 ロケッツは3本の3ポイントを放り込んだディロン・ブルックスがゲームハイの24得点、グリーンが21得点、5アシスト、2スティール、シェングンが19得点、14リバウンド、4アシスト、スミスJr.が16得点、9リバウンド、トンプソンが14得点、6リバウンド、6アシスト、3スティール、2ブロックをマーク。

 これでロケッツは3連勝、直近17戦で15勝2敗と絶好調。ウエスト2位の52勝27敗(勝率65.8%)で4位以上を確定させ、プレーオフのファーストラウンドでホームコート・アドバンテージを確保することが決定した。

 5連勝中のウォリアーズをフィールドゴール成功率41.6%(37/89)、ターンオーバー20本へ追いやったロケッツの強みは、運動量豊富かつフィジカルなディフェンス。レギュラーシーズン全体でディフェンシブ・レーティング109.4(リーグ4位)を誇り、ここ15戦(13勝2敗)では同3位の108.1とさらに強化されている。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号