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NBA

カニングハムの“リーダーとしての在り方”はレブロン、ヤニスとどう違う?同僚ビーズリーは「コミュニケーション能力」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2025.04.22

カニングハムとレブロン、ヤニスとの“リーダーとしての違い”をビーズリーが語った。(C)Getty Images

カニングハムとレブロン、ヤニスとの“リーダーとしての違い”をビーズリーが語った。(C)Getty Images

 昨季の14勝68敗(勝率17.1%)から44勝38敗(勝率53.7%)へと大きくジャンプアップし、6年ぶりにプレーオフ進出を果たした2024-25シーズンのデトロイト・ピストンズ。その原動力となったのが、キャリア4年目を迎えた2021年のドラ1ケイド・カニングハムであることを疑う者はいないだろう。

 23歳の若きエースは今季、どのようにチームを引っ張ってきたのか。これまでヤニス・アテトクンボ(ミルウォーキー・バックス)や、短い期間ではあったがレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)といった名手たちと共闘してきた同僚のマリーク・ビーズリーは、「彼らと比べてカニングハムはどんなタイプのリーダーか」と聞かれて、こう答えている。

「彼のコミュニケーション能力かな。彼は僕たちみんなにとって弟みたいな存在で、 『ミスったな』というような時も、彼はものすごく適切な感じで声をかけてくれるんだ。彼はそれぞれの選手に対してどういう接し方をするのがいいのかわかっている。そうした彼のコミュニケーションは、このチームにとってものすごく大事なものなんだ」
 
 トバイアス・ハリスやティム・ハーダウェイJr.、デニス・シュルーダーとともに、プレーオフ経験豊富なベテランとしてカニングハムの、そしてピストンズの飛躍を支えるビーズリー。「彼はもうずっと準備ができていた。これまでは周りに必要な人材がいなかったけれど、今はいる」と、心強い発言をしている。

 頼れるエースと、彼を力強くサポートするベテラン勢に導かれ、今季のピストンズがプレーオフをどこまで勝ち上がれるのか注目だ。

文●小川由紀子

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