今年のプレーオフで2000年以来25年ぶりにカンファレンス・ファイナルに駒を進めたニューヨーク・ニックスは、現地時間5月21日(日本時間22日)にホームのマディソンスクエア・ガーデンでインディアナ・ペイサーズとのシリーズ初戦に臨んだ。
ニックスはジェイレン・ブランソンとカール・アンソニー・タウンズのオールスターコンビの活躍で、第4クォーター残り6分26秒で17点をリードし、残り58秒の時点でも9点差と勝利は目前に迫っていた。
しかし、ペイサーズはそこからアーロン・ネスミスが3本連続で3ポイントを決めて追い上げると、ニックスはタウンズとOG・アヌノビーがフリースローを1本ずつミス。勢いに乗るペイサーズは2点を追う最後のオフェンスでタイリース・ハリバートンが同点ブザービーターをねじ込み、オーバータイムの末に138-135で大事な初戦をモノにした。
白星発進のペイサーズはハリバートンが31得点、11アシスト、ネスミスが3ポイント8/9でプレーオフ自己最多の30得点、パスカル・シアカムが17得点、アンドリュー・ネムハードが15得点、マイルズ・ターナーが14得点をマーク。
一方のニックスはブランソンが43得点、5アシスト、タウンズが35得点、12リバウンド、ミケル・ブリッジズとアヌノビーが16得点、ジョシュ・ハートが8得点、13リバウンド、7アシストを記録した。
歴史的な大逆転ゲームのあと、元NBA選手のジェイ・ウィリアムズは、第4クォーターまで試合を優位に進めながら、痛恨の逆転負けを喫したニックスについて、『ESPN』の番組『Get Up』で「NBAプレーオフ史上最大のチョーク(失態)」と酷評した。
「統計的に見て、これはニックス史上最悪のホームでの敗北であり、NBAプレーオフ史上最大の失態だ。数字がそれを物語っている。勝利はニューヨークの手中にあった。マディソンスクエア・ガーデンが歓喜に沸く準備も整っていた。だけど彼らは自らの手で勝利を台無しにしたんだ」
またウィリアムズは、「インディアナは昨夜、伝説的な会場であるマディソンスクエア・ガーデンに乗り込み、まるでマイクを握って『ニューヨークは黙れ』と言い放ったかのようだった。それぐらい素晴らしい試合だった」とペイサーズの諦めない精神を称賛した。
このドラマチックな一戦は、『TNT』で平均660万人の視聴者数を記録し、試合終盤の午後11時には850万人に達した。これは、2018年のボストン・セルティックス対クリーブランド・キャバリアーズ以来、イースタン・カンファレンス・ファイナル第1戦としては最高の視聴者数となった。
世間の注目が集まる一戦で大失態を犯したニックスは、25年前のシリーズでもペイサーズに2勝4敗で敗れている。1999年以来のファイナル出場を狙う古豪は、初戦のタフな敗北から立ち直ることができるのか。第2戦は5月23日(日本時間24日)に行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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しかし、ペイサーズはそこからアーロン・ネスミスが3本連続で3ポイントを決めて追い上げると、ニックスはタウンズとOG・アヌノビーがフリースローを1本ずつミス。勢いに乗るペイサーズは2点を追う最後のオフェンスでタイリース・ハリバートンが同点ブザービーターをねじ込み、オーバータイムの末に138-135で大事な初戦をモノにした。
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一方のニックスはブランソンが43得点、5アシスト、タウンズが35得点、12リバウンド、ミケル・ブリッジズとアヌノビーが16得点、ジョシュ・ハートが8得点、13リバウンド、7アシストを記録した。
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「統計的に見て、これはニックス史上最悪のホームでの敗北であり、NBAプレーオフ史上最大の失態だ。数字がそれを物語っている。勝利はニューヨークの手中にあった。マディソンスクエア・ガーデンが歓喜に沸く準備も整っていた。だけど彼らは自らの手で勝利を台無しにしたんだ」
またウィリアムズは、「インディアナは昨夜、伝説的な会場であるマディソンスクエア・ガーデンに乗り込み、まるでマイクを握って『ニューヨークは黙れ』と言い放ったかのようだった。それぐらい素晴らしい試合だった」とペイサーズの諦めない精神を称賛した。
このドラマチックな一戦は、『TNT』で平均660万人の視聴者数を記録し、試合終盤の午後11時には850万人に達した。これは、2018年のボストン・セルティックス対クリーブランド・キャバリアーズ以来、イースタン・カンファレンス・ファイナル第1戦としては最高の視聴者数となった。
世間の注目が集まる一戦で大失態を犯したニックスは、25年前のシリーズでもペイサーズに2勝4敗で敗れている。1999年以来のファイナル出場を狙う古豪は、初戦のタフな敗北から立ち直ることができるのか。第2戦は5月23日(日本時間24日)に行なわれる。
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