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Bリーグファイナル運命の第3戦。“最高勝率&年間王者”or“天皇杯との2冠”、史上初の偉業を成し遂げるのは!?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.27

宇都宮と琉球、最後に笑うのはどちらのチームか!?写真:B.LEAGUE

宇都宮と琉球、最後に笑うのはどちらのチームか!?写真:B.LEAGUE

 Bリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」は、2試合を終えて宇都宮ブレックス、琉球ゴールデンキングスともに1勝ずつの五分。決着は5月27日の第3戦へと持ち込まれた。

 発足9シーズン目を迎えたBリーグには、ふたつのジンクスが存在している。それは「レギュラーシーズン最高勝率チームは優勝できない」、「その年の天皇杯を制したチームは優勝できない」というものだ。しかし今日、そのうちのどちらかが破られることとなる。

 ひとつ目のジンクスに関しては、過去7度のチャンピオンシップ(CS※2020年はコロナ禍により不開催)において、同年の最高勝率5チームがファイナルに駒を進めたものの、いずれも頂点には立てず。

 今季リーグ最高勝率を記録した宇都宮も、2021年と昨年の過去2回、トップシードでCSに臨むも、無冠に終わった。しかし今ファイナルでは第1戦で快勝し、シーズン中の強さを誇示。第3戦に勝利すれば、史上初のレギュラーシーズン&CSの“完全優勝”となる。
 
 一方、琉球もBリーグ発足後初の“天皇杯とリーグ優勝”の2冠まであと1勝に迫っている。

 例年シーズンの途中(1~3月)に決勝が行なわれる天皇杯は、千葉ジェッツが直近9年で優勝5回と強さを見せているが、リーグ優勝を果たした2021年はベスト8に終わるなどCSとの2冠チームは現われていない。

 過去2年の天皇杯で準優勝に終わった琉球は、今年3度目の正直で初優勝を成し遂げ、CSでも4年連続でファイナルに到達。初戦を落とすも、第2戦で驚異の粘り強さを発揮し、経験値の高さを見せつけた。

 宇都宮が先勝するも、琉球が五分に戻して迎える天下分け目の第3戦。史上初の偉業を成し遂げるのは、どちらのチームか。

【Bリーグ シーズン別最高勝率&優勝チーム/天皇杯優勝チーム】

■2016-17
最高勝率:川崎ブレイブサンダース
(49勝11敗/勝率81.7%)
→ファイナル敗退
優勝:栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)/第2シード
天皇杯優勝:千葉ジェッツ

■2017-18
最高勝率:シーホース三河
(48勝12敗/勝率80.0%)
→セミファイナル敗退
優勝:アルバルク東京/第4シード
天皇杯優勝:千葉ジェッツ

■2018-19
最高勝率:千葉ジェッツ
(52勝8敗/勝率86.7%)
→ファイナル敗退
優勝:アルバルク東京/第7シード
天皇杯優勝:千葉ジェッツ

■2019-20
最高勝率:アルバルク東京
(32勝9敗/勝率78.0%)
※新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン途中で打ち切り
天皇杯優勝:サンロッカーズ渋谷

■2020-21
最高勝率:宇都宮ブレックス
(49勝11敗/勝率81.7%)
→ファイナル敗退
優勝:千葉ジェッツ/第3シード
天皇杯優勝:川崎ブレイブサンダース

■2021-22
最高勝率:琉球ゴールデンキングス
(49勝7敗/勝率87.5%)
→ファイナル敗退
優勝:宇都宮ブレックス/第7シード
天皇杯優勝:川崎ブレイブサンダース

■2022-23
最高勝率:千葉ジェッツ
(53勝7敗/勝率88.3%)
→ファイナル敗退
優勝:琉球ゴールデンキングス/第2シード
天皇杯優勝:千葉ジェッツ

■2023-24
最高勝率:宇都宮ブレックス
(51勝9敗/勝率85.0%)
→クォーターファイナル敗退
優勝:広島ドラゴンフライズ/第7シード
天皇杯優勝:千葉ジェッツ

■2024-25
最高勝率:宇都宮ブレックス
(48勝12敗/勝率80.0%)
優勝:宇都宮or琉球
天皇杯優勝:琉球ゴールデンキングス

構成●ダンクシュート編集部
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