現地時間5月26日にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行なわれたオクラホマシティ・サンダーとミネソタ・ティンバーウルブズのカンファレンス決勝第4戦は、アウェーのサンダーが128-126で勝利。シリーズ3勝目(1敗)を掴み、2012年以来13年ぶりのファイナル進出に王手をかけた。
サンダーは第3戦でシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)が14得点、ジェイレン・ウィリアムズが13得点、チェット・ホルムグレンが10得点にとどまり42点差(101-143)で完敗したが、この日はSGAがプレーオフキャリアハイの40得点に9リバウンド、10アシスト、ウィリアムズが34得点、5アシスト、ホルムグレンが21得点、7リバウンドとビッグ3が見事なバウンスバックを見せた。
一方のウルブズはジェイデン・マクダニエルズが22得点、4スティール、ルディ・ゴベアが13得点、9リバウンド、ベンチからニキール・アレキサンダー・ウォーカーが23得点、6リバウンド、ドンテ・ディビンチェンゾが21得点、5アシスト、ナズ・リードが11得点、6リバウンドを記録。
しかし、エースのアンソニー・エドワーズはルージェンツ・ドートの厳しいマークの前に前半はわずか4得点に抑えられ、トータル16得点、6アシスト、5ターンオーバー、フィールドゴール(FG)成功率38.5%(5/13)、3ポイント成功率14.3%(1/7)と不発に。2番手のジュリアス・ランドルも5得点、7リバウンド、FG成功率14.3%(1/7)と存在感を発揮できなかった。
エドワーズは第3戦で第1クォーターだけで16得点、計30得点をマークしていただけに、この日のパフォーマンスには批判が集中。試合後に記者から「今日は苦しんだように見えたが?」という質問も飛んだが、本人は「俺は自分が苦しんだとは思ってない」と反論し、こう続けた。
「相手が良いゲームプランを持ってきただけだ。特に俺に対してはかなりハードに来て、ボールを手放させようとしてきた。でも、俺はずっと正しいプレーをしたと思ってる。だから、苦しんだとは感じてない。十分にシュートを打ってないから、シュートが入らなかったとも言えない。全然苦しんでいない、正しい判断をしたと思ってる」
ウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)もエドワーズについて「前半はやや後手に回っていた。前に出ることができなかった」としつつも、「後半はより積極的だった。ドリブルでアタックして、ボールを持たせすぎないように工夫した。ペイントに入った時には、周囲を見て正しいプレーを選択していた」と評価していた。
とはいえ、エドワーズに期待されているのはアシストではなく、スコアリングでの貢献。後がない状態で迎えるシリーズ第5戦は、彼のキャリアを占う上でも重要な一戦になるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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一方のウルブズはジェイデン・マクダニエルズが22得点、4スティール、ルディ・ゴベアが13得点、9リバウンド、ベンチからニキール・アレキサンダー・ウォーカーが23得点、6リバウンド、ドンテ・ディビンチェンゾが21得点、5アシスト、ナズ・リードが11得点、6リバウンドを記録。
しかし、エースのアンソニー・エドワーズはルージェンツ・ドートの厳しいマークの前に前半はわずか4得点に抑えられ、トータル16得点、6アシスト、5ターンオーバー、フィールドゴール(FG)成功率38.5%(5/13)、3ポイント成功率14.3%(1/7)と不発に。2番手のジュリアス・ランドルも5得点、7リバウンド、FG成功率14.3%(1/7)と存在感を発揮できなかった。
エドワーズは第3戦で第1クォーターだけで16得点、計30得点をマークしていただけに、この日のパフォーマンスには批判が集中。試合後に記者から「今日は苦しんだように見えたが?」という質問も飛んだが、本人は「俺は自分が苦しんだとは思ってない」と反論し、こう続けた。
「相手が良いゲームプランを持ってきただけだ。特に俺に対してはかなりハードに来て、ボールを手放させようとしてきた。でも、俺はずっと正しいプレーをしたと思ってる。だから、苦しんだとは感じてない。十分にシュートを打ってないから、シュートが入らなかったとも言えない。全然苦しんでいない、正しい判断をしたと思ってる」
ウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)もエドワーズについて「前半はやや後手に回っていた。前に出ることができなかった」としつつも、「後半はより積極的だった。ドリブルでアタックして、ボールを持たせすぎないように工夫した。ペイントに入った時には、周囲を見て正しいプレーを選択していた」と評価していた。
とはいえ、エドワーズに期待されているのはアシストではなく、スコアリングでの貢献。後がない状態で迎えるシリーズ第5戦は、彼のキャリアを占う上でも重要な一戦になるだろう。
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