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レブロンがレイカーズ移籍後初、故コビー以来の月間MVPに!アデトクンボは開幕から3か月連続の受賞|NBA1月

ダンクシュート編集部

2020.02.05

ともにチームをカンファレンス首位に導くアデトクンボ(左)とレブロン(右)が1月のMVPに。(C)Getty Images

 2月4日(日本時間5日、日付は以下同)、NBAが1月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが選出された。

 1月の12試合で平均29.2点(フィールドゴール成功率54.7%、3ポイント成功率29.3%、フリースロー成功率61.6%)、13.4リバウンド、5.7アシストをマークしたアデトクンボは、開幕から3か月連続の受賞。昨季からの8か月のうち7回(通算8度目)受賞するなど、イーストでは頭ひとつ抜けた存在となっている。

 同月はケガで1試合を欠場したものの、10試合でダブルダブルを記録したほか、1月20日のシカゴ・ブルズ戦では28得点、14リバウンド、10アシストで今季4度目のトリプルダブルを達成。また、8試合で30得点以上をあげた安定感や、チームを月間11勝2敗に導いた点も評価された。
 
 歴代最多となる通算39度目の受賞となったレブロンは、平均25.4点(フィールドゴール成功率50.4%、3ポイント成功率33.8%、フリースロー成功率70.7%)、8.1リバウンド、10.4アシストの活躍でチームの10勝4敗に貢献。出場した13試合中5試合で30点超えを記録したほか、今季リーグトップに立つアシスト部門では、1月15日のオーランド・マジック戦でマークしたキャリアハイタイの19アシストを筆頭に8試合で2桁本数を稼ぎ、チームの攻撃を牽引した。

 また、1月25日には通算得点でコビー・ブライアントの記録を抜き、リーグ歴代3位に浮上。その翌日に不慮の事故で帰らぬ人となったコビーは20年のキャリアで月間MVPに17回選出されているが、レイカーズの選手としては彼が2013年2月に受賞して以来、レブロンが初となった。

 なお、アデトクンボとレブロンは2月16日にシカゴで開催されるオールスターでともに各カンファレンスの最多得票を獲得しており、キャプテンを務めることが決定。両者によるドラフト(交互に選手を指名してオールスター本戦で戦うロースターを決定)は2月6日に行なわれる。

 1月の同賞のその他の候補者は以下の通り。
●イースト:ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)、ザック・ラビーン(ブルズ)、ドマンタス・サボニス(インディアナ・ペイサーズ)、コリン・セクストン(クリーブランド・キャバリアーズ)、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)

●ウエスト:デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、アンソニー・デイビス(レイカーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)、ラッセル・ウエストブルック(ヒューストン・ロケッツ)

構成●ダンクシュート編集部

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