バスケットボールはチームスポーツだ。1試合平均30点をマークできるスーパースターがいたとして、その選手を5人揃えればリーグ制覇できるかというと、そう甘い世界ではない。スコアラー、司令塔、シューター、ディフェンダー、リバウンダーなど、様々なタイプの選手が上手くケミストリーを奏でることで、初めて勝利に近づけると言えよう。
現地時間6月8日に公開された、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)が共同ホストを務めるポッドキャスト番組『Mind The Game』にゲスト出演したルカ・ドンチッチ(レイカーズ)も、チームが勝つために選手がなすべきことについて言及。それぞれが役割に徹することが大事だと語った。
「プレーヤーにとって重要なのは、自分の役割を知ること。自分の長所を理解し、それを実行する。苦手なことはやらない。それは何の助けにもならないからね」
ドンチッチは稀代のスーパースターであり、得点からアシストまで、攻撃面でできないことはほとんどないオフェンシブ・プレーヤーだ。ただ、ボールを持ってこそ輝くタイプの彼がコート上に5人いたところで、おそらく機能しないだろう。
彼がダラス・マーベリックス時代の2024年にファイナルに進出した際のチームメイトを例に挙げると、ドンチッチのロブパスをリングに叩き込むダニエル・ギャフォードがいて、不得手なディフェンスをカバーするデレック・ライブリー二世やデリック・ジョーンズJr.がいて、キックアウトから3ポイントを決めるPJ・ワシントンやジョシュ・グリーンがいて、ベンチに下がった時間帯などの第2エース役としてカイリー・アービングがいて……。大黒柱ドンチッチを、自分の役割を理解した良質な選手たちがサポートしたからこそ、頂上決戦まで勝ち進めたのだ。
ドンチッチのこの言葉に、現役時代は司令塔としてチームメイトたちを上手く束ねたナッシュも、こう同意している。
現地時間6月8日に公開された、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)が共同ホストを務めるポッドキャスト番組『Mind The Game』にゲスト出演したルカ・ドンチッチ(レイカーズ)も、チームが勝つために選手がなすべきことについて言及。それぞれが役割に徹することが大事だと語った。
「プレーヤーにとって重要なのは、自分の役割を知ること。自分の長所を理解し、それを実行する。苦手なことはやらない。それは何の助けにもならないからね」
ドンチッチは稀代のスーパースターであり、得点からアシストまで、攻撃面でできないことはほとんどないオフェンシブ・プレーヤーだ。ただ、ボールを持ってこそ輝くタイプの彼がコート上に5人いたところで、おそらく機能しないだろう。
彼がダラス・マーベリックス時代の2024年にファイナルに進出した際のチームメイトを例に挙げると、ドンチッチのロブパスをリングに叩き込むダニエル・ギャフォードがいて、不得手なディフェンスをカバーするデレック・ライブリー二世やデリック・ジョーンズJr.がいて、キックアウトから3ポイントを決めるPJ・ワシントンやジョシュ・グリーンがいて、ベンチに下がった時間帯などの第2エース役としてカイリー・アービングがいて……。大黒柱ドンチッチを、自分の役割を理解した良質な選手たちがサポートしたからこそ、頂上決戦まで勝ち進めたのだ。
ドンチッチのこの言葉に、現役時代は司令塔としてチームメイトたちを上手く束ねたナッシュも、こう同意している。
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