現地時間6月22日(日本時間23日、日付は以下同)に行なわれたNBAファイナル第7戦は、オクラホマシティ・サンダーがインディアナ・ペイサーズに103-91で勝利し、46年ぶり2度目のリーグ制覇を達成。ファイナルMVPには、エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)が満場一致で選ばれた。
天下分け目の大一番となった第7戦、SGAはゲームハイの29得点に12アシスト、5リバウンド、2ブロックとオールラウンドな活躍を披露。シリーズを通じても平均30.3点、4.6リバウンド、5.6アシスト、1.9スティール、1.6ブロックと攻守で大車輪の活躍を見せ、チームを頂点へと導いた。
198㎝・88㎏と細身のガードは、独特なリズムで繰り出すドライブと変幻自在のステップワーク、そして日々の練習で磨き上げてきたシュート力を駆使して得点を量産。さらには持ち前のバスケットボールセンスと腕の長さを活かし、ディフェンス面でも幾度となくチームを救ってきた。
1シーズンで得点王、シーズンMVP、ファイナルMVPを受賞したSGAは、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、シャキール・オニール(元レイカーズほか)に次ぐNBA史上4度目の快挙を達成。
さらに、SGAは2022年から新設されたカンファレンス・ファイナルMVPにも選ばれているため、NBA史上初の快記録で今季を終えた。
キャリア7年目を最高の結末で終えた男は、こう話していた。
「自分があのグループの一員になれるなんて信じる方が難しいよ。小さかった頃、誰もがそう夢見るものなんだ。けどそれが本当に実現するかどうかなんてわからない。自分の夢を現実のものにすることができて嬉しいし、とにかくハッピーさ」
リーグの頂点に上り詰めた感もあるSGAだが、まだ26歳。ここから連覇、連続MVP受賞など、さらなる飛躍に期待したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
天下分け目の大一番となった第7戦、SGAはゲームハイの29得点に12アシスト、5リバウンド、2ブロックとオールラウンドな活躍を披露。シリーズを通じても平均30.3点、4.6リバウンド、5.6アシスト、1.9スティール、1.6ブロックと攻守で大車輪の活躍を見せ、チームを頂点へと導いた。
198㎝・88㎏と細身のガードは、独特なリズムで繰り出すドライブと変幻自在のステップワーク、そして日々の練習で磨き上げてきたシュート力を駆使して得点を量産。さらには持ち前のバスケットボールセンスと腕の長さを活かし、ディフェンス面でも幾度となくチームを救ってきた。
1シーズンで得点王、シーズンMVP、ファイナルMVPを受賞したSGAは、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、シャキール・オニール(元レイカーズほか)に次ぐNBA史上4度目の快挙を達成。
さらに、SGAは2022年から新設されたカンファレンス・ファイナルMVPにも選ばれているため、NBA史上初の快記録で今季を終えた。
キャリア7年目を最高の結末で終えた男は、こう話していた。
「自分があのグループの一員になれるなんて信じる方が難しいよ。小さかった頃、誰もがそう夢見るものなんだ。けどそれが本当に実現するかどうかなんてわからない。自分の夢を現実のものにすることができて嬉しいし、とにかくハッピーさ」
リーグの頂点に上り詰めた感もあるSGAだが、まだ26歳。ここから連覇、連続MVP受賞など、さらなる飛躍に期待したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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