NBA経験の浅い若手や、契約獲得を目指すルーキーにとっての登竜門「NBA SUMMER LEAGUE(サマーリーグ)」に、2人の日本代表選手が出場することとなった。
6月29日に富永啓生がインディアナ・ペイサーズの一員として出場することが発表されると、7月1日には馬場雄大がニューヨーク・ニックスの一員として出場することが明らかとなった。
昨季をNBA下部のGリーグで過ごした富永は、6月3日にBリーグのレバンガ北海道と来季の契約締結を発表したばかりだが、マネジメントを担当する株式会社インディペンデンスによると、契約内容にはサマーリーグからオファーがあった場合に出場できる“プレーヤーオプション”条項が含まれていたという。
富永はリリースを通じて「夢であるNBA選手になる!に向けて、今回オファーをくださったインディアナ・ペイサーズの皆様、そして夢へのチャレンジをサポートいただいておりますレバンガ北海道の小川オーナー、折茂社長をはじめとする球団関係者の皆様、そして北海道のファンの方々、関係者の皆様に御礼申し上げます」と述べ、次のように続けた。
「ネブラスカ大学を卒業し、昨シーズンは幾つかのNBAチームからドラフト前にワークアウト招待を受けた後、サマーリーグへの出場オファーがあるなかで、自分は2023年に沖縄で開催されたワールドカップでチームの一員として勝ち取ることができたパリ五輪で、日本のバスケットボール界の為に代表活動を最優先して全力で頑張りたいという想いをエージェントに伝え、何度も話し合い、そして理解を得て、サマーリーグ出場を辞退しました。
昨シーズンはペイサーズの下部チームでなかなかプレイタイムが無いなか、とても厳しい時間を過ごしていたので、こうして再びペイサーズからオファーをいただけたことは本当に嬉しいです!初めて出場するサマーリーグで、しっかりと頑張ってきます」
一方、Gリーグやオーストラリアリーグを経て、直近2シーズンを長崎ヴェルカでプレーしている馬場は、2019年と2022年に続いて3度目のサマーリーグ参戦となる。
2019年はダラス・マーベリックスで平均12分出場し平均4.0点、22年はゴールデンステイト・ウォリアーズで平均11分出場し平均2.8点をマークした(いずれも4試合出場)。今回所属するニックスは過去3年連続で日本人の吉本泰輔コーチがサマーリーグの指揮を執っているが、今年の陣容はまだ発表されていない。
NBAサマーリーグに出場した日本人選手は、馬場を含め過去8人。田臥勇太(2003、04、06、08)、川村卓也(09)、竹内公輔(10)、富樫勇樹(14)、渡邊雄太(18、19)、八村塁(19)、比江島慎(19)、馬場(19)が挑戦した。今年は4選手が同時に参加した2019年以来2度目の、複数の日本人選手が登竜門の舞台に立つこととなる。
それぞれの所属チームのスケジュールは以下の通り。7月17日(日本時間18日)にはペイサーズとニックスの対戦が組まれており、2人の直接対決が期待される。また、現在フリーエージェントながら、同じくサマーリーグの参戦が予想される河村勇輝の動向にも注目だ。
■ペイサーズ(富永所属)サマーリーグ日程
7月10日(11日)vsクリーブランド・キャバリアーズ
7月12日(13日)vsオクラホマシティ・サンダー
7月14日(15日)vsシカゴ・ブルズ
7月17日(18日)vsニューヨーク・ニックス
■ニックス(馬場所属)サマーリーグ日程
7月11日(12日)vsデトロイト・ピストンズ
7月13日(14日)vsボストン・セルティックス
7月15日(16日)vsブルックリン・ネッツ
7月17日(18日)vsインディアナ・ペイサーズ
※カッコ内は日本時間。7月18日以降はリーグ戦の結果により詳細が決定
※会場:米国ネバダ州ラスベガス ネバダ大学ラスベガス校 トーマス&マックセンター
構成●ダンクシュート編集部
6月29日に富永啓生がインディアナ・ペイサーズの一員として出場することが発表されると、7月1日には馬場雄大がニューヨーク・ニックスの一員として出場することが明らかとなった。
昨季をNBA下部のGリーグで過ごした富永は、6月3日にBリーグのレバンガ北海道と来季の契約締結を発表したばかりだが、マネジメントを担当する株式会社インディペンデンスによると、契約内容にはサマーリーグからオファーがあった場合に出場できる“プレーヤーオプション”条項が含まれていたという。
富永はリリースを通じて「夢であるNBA選手になる!に向けて、今回オファーをくださったインディアナ・ペイサーズの皆様、そして夢へのチャレンジをサポートいただいておりますレバンガ北海道の小川オーナー、折茂社長をはじめとする球団関係者の皆様、そして北海道のファンの方々、関係者の皆様に御礼申し上げます」と述べ、次のように続けた。
「ネブラスカ大学を卒業し、昨シーズンは幾つかのNBAチームからドラフト前にワークアウト招待を受けた後、サマーリーグへの出場オファーがあるなかで、自分は2023年に沖縄で開催されたワールドカップでチームの一員として勝ち取ることができたパリ五輪で、日本のバスケットボール界の為に代表活動を最優先して全力で頑張りたいという想いをエージェントに伝え、何度も話し合い、そして理解を得て、サマーリーグ出場を辞退しました。
昨シーズンはペイサーズの下部チームでなかなかプレイタイムが無いなか、とても厳しい時間を過ごしていたので、こうして再びペイサーズからオファーをいただけたことは本当に嬉しいです!初めて出場するサマーリーグで、しっかりと頑張ってきます」
一方、Gリーグやオーストラリアリーグを経て、直近2シーズンを長崎ヴェルカでプレーしている馬場は、2019年と2022年に続いて3度目のサマーリーグ参戦となる。
2019年はダラス・マーベリックスで平均12分出場し平均4.0点、22年はゴールデンステイト・ウォリアーズで平均11分出場し平均2.8点をマークした(いずれも4試合出場)。今回所属するニックスは過去3年連続で日本人の吉本泰輔コーチがサマーリーグの指揮を執っているが、今年の陣容はまだ発表されていない。
NBAサマーリーグに出場した日本人選手は、馬場を含め過去8人。田臥勇太(2003、04、06、08)、川村卓也(09)、竹内公輔(10)、富樫勇樹(14)、渡邊雄太(18、19)、八村塁(19)、比江島慎(19)、馬場(19)が挑戦した。今年は4選手が同時に参加した2019年以来2度目の、複数の日本人選手が登竜門の舞台に立つこととなる。
それぞれの所属チームのスケジュールは以下の通り。7月17日(日本時間18日)にはペイサーズとニックスの対戦が組まれており、2人の直接対決が期待される。また、現在フリーエージェントながら、同じくサマーリーグの参戦が予想される河村勇輝の動向にも注目だ。
■ペイサーズ(富永所属)サマーリーグ日程
7月10日(11日)vsクリーブランド・キャバリアーズ
7月12日(13日)vsオクラホマシティ・サンダー
7月14日(15日)vsシカゴ・ブルズ
7月17日(18日)vsニューヨーク・ニックス
■ニックス(馬場所属)サマーリーグ日程
7月11日(12日)vsデトロイト・ピストンズ
7月13日(14日)vsボストン・セルティックス
7月15日(16日)vsブルックリン・ネッツ
7月17日(18日)vsインディアナ・ペイサーズ
※カッコ内は日本時間。7月18日以降はリーグ戦の結果により詳細が決定
※会場:米国ネバダ州ラスベガス ネバダ大学ラスベガス校 トーマス&マックセンター
構成●ダンクシュート編集部