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NBA

サマーリーグ&NBA2年目に向けてブロニーが意気込み「ミニッツを勝ち取りたいなら、ディフェンス面で脅威になる必要がある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.07.03

2年目のシーズンに向けて、ブロニーは得意のディフェンス強化に努めているようだ。(C)Getty Images

2年目のシーズンに向けて、ブロニーは得意のディフェンス強化に努めているようだ。(C)Getty Images

 現地時間7月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズが、今夏のサマーリーグに向けたロスターを発表した。

 レイカーズは7月5日から8日にかけてチェイス・センターで開催される、4チーム出場の「カリフォルニアクラシック・サマーリーグ」に参加。10日~20日にはラスベガスで全30チームが集う「NBA 2K26 Summer League」に出場する。

 昨年のドラフト2巡目全体55位でレイカーズから指名されてNBA入りしたブロニー・ジェームズは、“偉大すぎる父親”レブロン・ジェームズと1シーズンをともに過ごし、この夏2度目のサマーリーグに参戦する。

 父レブロンとの“NBA史上初の親子共演”が実現したことで大きな注目を浴びたとはいえ、昨季の主戦場はあくまで傘下のGリーグチーム、サウスベイ・レイカーズだった。NBAでは出場27試合、平均6.7分のプレータイムで2.3点。Gリーグでは18試合、平均31.4分の出場で18.6点、4.4リバウンド、4.6アシスト、1.67スティールの成績を残している。
 
 プロ1年目を終えたばかりのブロニーに対し、父レブロンはプレーヤーオプション(PO)を行使してキャリア23年目に臨むことを表明と対照的な立場にあり、チームの戦力次第では開幕までにトレードの可能性も残す状況にいる。

 サマーリーグに向けたチーム練習後、メディアの取材に応じたブロニーは、父親がこのままチームに残るのか、それとも離れるかについてこう口にしていた。

「正直僕たちは、あまり多くを話さないんだ。彼はただ『心配するな』と言ってくる。気にせずに、いま自分がやろうとしていることに集中しろとね。そのおかげで自分を高められるし、集中することができている」

 今夏のレイカーズは、POを破棄して完全FA(フリーエージェント)になったドリアン・フィニー・スミスがヒューストン・ロケッツへ移籍。6月26日に開催されたドラフトでは2巡目全体36位でウイングのアドゥ・シーローを指名した(左ヒザ負傷のためサマーリーグは全休予定)。

 FA戦線ではウイングのジェイク・ラレイビア、さらにはポートランド・トレイルブレイザーズとの契約バイアウトを経て完全FAになったディアンドレ・エイトンの獲得に成功した。

 昨季はウエスタン・カンファレンス3位の50勝32敗(勝率61.0%)を記録しながら、プレーオフではミネソタ・ティンバーウルブズ相手に1勝4敗でファーストラウンド敗退に終わったが、ブロニーは「昨年よりも僕らはいいチームになって戻ってくると思うよ」と語っていた。
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