NBAキャリア13年で平均21.5点を誇るブラッドリー・ビールは、過去2年間在籍していたフェニックス・サンズとバイアウト(契約買取)で合意し、現地時間7月18日(日本時間19日)にロサンゼルス・クリッパーズと正式契約を結んだ。しかし、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、友人でもあるビールの決断に嫌悪感を示している。
2012年のドラフト3位指名でNBA入りしたビールは、ワシントン・ウィザーズで11年間プレー。エース、フランチャイズプレーヤーにまで上り詰め、2019-20シーズンには平均30.6点、2020-21シーズンには平均31.3点とリーグ屈指のスコアラーとして名を馳せた。
その後、2023年6月にトレードでサンズへ移籍。ケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)、デビン・ブッカーとのビッグ3に期待がかかったが、ケガや本職ではないポイントガードの役割を任されることも増え、平均20点を下回るなど持ち味を発揮できず。昨季は36勝46敗でプレーオフ進出も逃す結果となった。
ビールはサンズと2年総額1億1000万ドル(約163億円)の契約が残るなかで、そのうち1400万ドル(約20億8000万円)を放棄し、残りの金額をサンズから5年間の分割で受け取る形でバイアウトに合意。その後、クリッパーズと2年総額1100万ドル(約16億3000万円、2年目はプレーヤーオプション)でサインした。
クリッパーズはジェームズ・ハーデン、カワイ・レナードというスターのほかに、ビッグマンのイビツァ・ズバッツ、さらに今オフにはブルック・ロペス、ジョン・コリンズと実力者を獲得している。ビールの加入で、机上ではさらに戦力がアップしたと言えよう。
だが、共闘経験こそないが、ビールとはウィザーズOBという共通点を持ち、友人でもある元NBA選手のアリナスは、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「クリッパーズに行ったことで君のことを裏切ったと感じている?」と尋ねられると、「彼(ビール)のことはもう言わないでくれ。自分の友人に敬意を欠くことになるからね」と吐き捨てた。
2012年のドラフト3位指名でNBA入りしたビールは、ワシントン・ウィザーズで11年間プレー。エース、フランチャイズプレーヤーにまで上り詰め、2019-20シーズンには平均30.6点、2020-21シーズンには平均31.3点とリーグ屈指のスコアラーとして名を馳せた。
その後、2023年6月にトレードでサンズへ移籍。ケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)、デビン・ブッカーとのビッグ3に期待がかかったが、ケガや本職ではないポイントガードの役割を任されることも増え、平均20点を下回るなど持ち味を発揮できず。昨季は36勝46敗でプレーオフ進出も逃す結果となった。
ビールはサンズと2年総額1億1000万ドル(約163億円)の契約が残るなかで、そのうち1400万ドル(約20億8000万円)を放棄し、残りの金額をサンズから5年間の分割で受け取る形でバイアウトに合意。その後、クリッパーズと2年総額1100万ドル(約16億3000万円、2年目はプレーヤーオプション)でサインした。
クリッパーズはジェームズ・ハーデン、カワイ・レナードというスターのほかに、ビッグマンのイビツァ・ズバッツ、さらに今オフにはブルック・ロペス、ジョン・コリンズと実力者を獲得している。ビールの加入で、机上ではさらに戦力がアップしたと言えよう。
だが、共闘経験こそないが、ビールとはウィザーズOBという共通点を持ち、友人でもある元NBA選手のアリナスは、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「クリッパーズに行ったことで君のことを裏切ったと感じている?」と尋ねられると、「彼(ビール)のことはもう言わないでくれ。自分の友人に敬意を欠くことになるからね」と吐き捨てた。
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