26歳のスーパースターが望むのは、GOAT入りや歴代トップ５入りではなく、自身の活躍でチームを優勝に導くこと。ただ、現時点で彼のディフェンスを非難する声があるのは事実だ。

　NBAにおけるGOATや歴代トップ５は、選出者それぞれの思い入れや、選手であれば対戦時の印象や記憶などで変わってくる。
  　あくまでオリーが考える“歴代トップ５”は、攻守のバランスが取れた選手たちであり、決してオフェンシブなプレーヤーを軽視しているわけではないという。

「誤解しないでくれよ。ステフ（ステフィン・カリー／ゴールデンステイト・ウォリアーズ）、ルカ、ジェームズ・ハーデン（ロサンゼルス・クリッパーズ）みたいな素晴らしい選手たちは何人もいる。これはあくまで私のリストであって、（他の人たちとは）違う見方をしているんだ」

　現在オリーは古巣レイカーズの地元メディア『Spectrum Sports』でコメンテーターを務めている。今は厳しい評価を下しているが、今後のドンチッチの成長次第では、その見方も大きく変わるかもしれない。

文●秋山裕之（フリーライター）

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