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ユーロバスケの悔しさを糧にNBA2年目に挑むリザシェイ「この経験が今後の自分の力になる」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2025.09.09

 グループリーグはポーランド、そして決勝トーナメントはラトビアと、アメリカからは遠い地にいた大会期間中も、ホークスのチームメイトのジェイレン・ジョンソンやダイソン・ダニエルズ、トレイ・ヤングとは頻繁に連絡を取り合っていたそうだ。

 予想外の敗戦のショックで沈んでいた表情が、彼らの名前を口にした途端に明るくなり、楽しげに語り出したところを見ると、ホークスの仲間たちとは良好な関係を築いているようだ。

 チームの大エースであるヤングも、ことあるごとにリザシェイについて称賛の言葉を発している。

「彼(ヤング)とはとっても仲がいいんだ。彼のような才能に満ちあふれた先輩に指導してもらえるなんて、本当に恵まれていると感じているよ。ジェイレンもダイソンもトレイも、みんな僕にとっては兄貴みたいな存在で、本当にいろいろなことを教えてくれて、たくさん刺激を与えてもらっているよ」

 ルーキーイヤーは75試合(先発73試合)に出場し、平均25分弱のプレータイムで、12.6点、3.6リバウンド、1.2アシストを記録した。2年目の今季は、より責任ある役割を任されることになるだろう。
 
 昨季のホークスは、レギュラーシーズンをイースタン・カンファレンス8位で終えたが、プレーイン・トーナメントでマイアミ・ヒートに敗れてプレーオフ出場は叶わなかった。

 ただ、今夏にはニキール・アレクサンダー・ウォーカーや、ラトビア代表のビッグマン、クリスタプス・ポルジンギス、シューターのルーク・ケーナードと複数の即戦力の獲得に成功した。

「チームの顔ぶれも変わるから、どんな感じになるのか、まずは様子を見たいところだけど、現在のメンバーなら何か素晴らしいことをやり遂げられるんじゃないかという気がしているんだ。その準備はできている。僕自身もルーキーイヤーを経て、(NBAでは)どんな感じに物事が進んでいくのかが掴めた。だからこの先どうなっていくのか、とても楽しみなんだ」とリザシェイ。

 戦力アップしたチームの中で、代表で貴重な経験を積んだ”元ドラ1”はどんな活躍を見せてくれるのか。そのパフォーマンスに注目だ。

文●小川由紀子

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