ユーロバスケット2025の準々決勝進出を懸けたラウンド16 のスロベニア対イタリア戦は、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)が42得点、10リバウンドのダブルダブルに3スティールと攻守で圧巻のパフォーマンスを披露し、スロベニアがイタリアを84-77で退けた。
序盤から15-0のラン(うちドンチッチが10得点)でリードを奪ったスロベニアは、第1クォーター終了時には29-11とダブルスコア以上の点差をつける。最終クォーターに入ってイタリアが猛追し、残り2分を切ったところで1点差まで迫られたが、渾身のディフェンスでプレッシャーをかけて逃げ切った。
チーム総得点の半数を1人で荒稼ぎしたドンチッチだが、この試合が始まって早々に、相手選手との接触で打撲を負っていた。第1クォーターが終わった後にロッカールームに戻って応急処置を受けると、第2クォーターが3分を経過した頃には何事もなかったかのようにコートに戻ったが、実は痛みを堪えつつプレーを続行していたのだった。
試合後、取材エリアでケガについて聞かれたドンチッチは「治療を受ける必要があるけれど、大丈夫だ。問題ない」と重症ではないことをアピール。
試合後の会見でスロベニア代表のアレクサンダー・セクリッチHC(ヘッドコーチ)が明かしたところによると、ドンチッチはコーチに、打撲の処置ではなく「トイレに行ってくる」と言ってベンチを離れたらしい。
「ほかの理由があったのかもしれないが、ともあれあの時は、『トイレに行きたくなった』と言って彼はベンチから出ていったんだ」
トイレに行っていて選手紹介に間に合わなかったグループリーグのイスラエル戦といい、今大会のドンチッチはなにかとトイレネタが多い……。
しかしセクリッチHCはその後、ドンチッチについての称賛も付け加えた。
「コートに立っている間、彼は常に相手から攻撃を受けている。グループステージを見ても、いかに相手が彼に対してめちゃくちゃなファウルを仕掛けてきていたか。まともにプレーするのは本当に難しい。まったく感心するよ。彼はコート上で常にこうした違法なコンタクトプレーを受けているんだ。しかしそれでも彼は耐えている。そんな彼を私は大いに褒め称えたい。
彼は我々のチームで断トツのベストプレーヤーであり、おそらくこの大会のベストプレーヤーだ。もし彼が打ち身を負っているのなら、次の試合までに回復することを願っている。我々にとって非常に重要な一戦だからね」
序盤から15-0のラン(うちドンチッチが10得点)でリードを奪ったスロベニアは、第1クォーター終了時には29-11とダブルスコア以上の点差をつける。最終クォーターに入ってイタリアが猛追し、残り2分を切ったところで1点差まで迫られたが、渾身のディフェンスでプレッシャーをかけて逃げ切った。
チーム総得点の半数を1人で荒稼ぎしたドンチッチだが、この試合が始まって早々に、相手選手との接触で打撲を負っていた。第1クォーターが終わった後にロッカールームに戻って応急処置を受けると、第2クォーターが3分を経過した頃には何事もなかったかのようにコートに戻ったが、実は痛みを堪えつつプレーを続行していたのだった。
試合後、取材エリアでケガについて聞かれたドンチッチは「治療を受ける必要があるけれど、大丈夫だ。問題ない」と重症ではないことをアピール。
試合後の会見でスロベニア代表のアレクサンダー・セクリッチHC(ヘッドコーチ)が明かしたところによると、ドンチッチはコーチに、打撲の処置ではなく「トイレに行ってくる」と言ってベンチを離れたらしい。
「ほかの理由があったのかもしれないが、ともあれあの時は、『トイレに行きたくなった』と言って彼はベンチから出ていったんだ」
トイレに行っていて選手紹介に間に合わなかったグループリーグのイスラエル戦といい、今大会のドンチッチはなにかとトイレネタが多い……。
しかしセクリッチHCはその後、ドンチッチについての称賛も付け加えた。
「コートに立っている間、彼は常に相手から攻撃を受けている。グループステージを見ても、いかに相手が彼に対してめちゃくちゃなファウルを仕掛けてきていたか。まともにプレーするのは本当に難しい。まったく感心するよ。彼はコート上で常にこうした違法なコンタクトプレーを受けているんだ。しかしそれでも彼は耐えている。そんな彼を私は大いに褒め称えたい。
彼は我々のチームで断トツのベストプレーヤーであり、おそらくこの大会のベストプレーヤーだ。もし彼が打ち身を負っているのなら、次の試合までに回復することを願っている。我々にとって非常に重要な一戦だからね」
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