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NBA

名手ペイトンが歴代ベスト5を選定。ジョーダン、元相棒ケンプらに加え、センターには“伝説の怪物”をチョイス<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.09.21

 ペイトンにとって、ジョーダンは現役時代に何度も対戦した相手で、1996年のファイナルでも激闘を演じた。コビーはオールスターの練習時にディフェンスのコツを教えた選手で、1シーズンだけチームメイトになったこともある。

 また、ケンプはソニックス時代にデュオを形成した相棒で、ペイトンのふわりと浮かせたロブパスをケンプが超人的な身体能力を駆使してリムへ叩き込むアリウープは絶品だった。

 センターではカリーム・アブドゥル・ジャバーやシャキール・オニール(いずれも元レイカーズほか)、ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、アキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか)といった名選手たちがいるものの、ペイトンは1試合100得点やシーズン平均50.4点、48.5分など金字塔と言える記録を数多く樹立したチェンバレンをプッシュしていた。
 
「ウィルト・チェンバレンは歴代最高のセンターだったと思う。誰もが彼の残した数々の記録を称えている。それに彼の記録を超えようとトライするも、結局ここまでできずにいる。彼が1960年代にプレーしていたからだと言う人もいるけど、それは関係ないのさ」

 ペイトン、ジョーダン、コビー、ケンプにチェンバレン。全盛時の彼らが同じチームになれば、全員がコート上を走り回ることができ、ペイトンが引き立て役となってゲームタイムダンカーたちへアシストを量産することだろう。

 オールディフェンシブチームの常連(ペイトン、ジョーダン、コビー)は守備面でも隙がなく、相手チームの選手たちがペイントへ侵入できても、ケンプとチェンバレンがバレーボールのスパイクのような強烈なブロックで弾き飛ばすという、観ていて爽快で楽しいチームとなったのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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