そして2018年、清涼飲料界の巨人、コカ・コーラがボディーアーマーに目を付け、2番手の大株主となり同商品を大々的に売り出した。すると年間成長率100%の急成長を遂げ、年間売上は4億ドルに。コビーが保有する株の総額は2億ドルに上昇した。
2017年9月12日、コビーの背番号“8”と“24”の永久欠番化がレイカーズより発表され、12月18日にステイプルズ・センターでセレモニーが開催された。2種類の背番号が同時に永久欠番となるのは、NBA史上初めてだった。
2018年3月、“Dear Basketball”のアニメ版がアカデミー賞の短編アニメ賞を受賞する。元プロアスリート初の快挙。コビーのナレーターとしての才能も発揮されたその作品は、“アニメのアカデミー賞”と称されるアニー賞や、スポーツ・エミー賞も受賞している。
作品を共同で手掛けたのは、コビーが2016年に設立した制作プロダクション、グラニティ・スタジオ。他に、コビーが共同著者を務めた若年層向けの小説がベストセラーになるなど、スポーツにまつわる作品を様々なメディアで展開し、多数世に送り出している。
2019年11月に行なわれた『CBSニュース』のインタビューで、コビーは「物語作家になりたい」と言っている。現役中も、遠征時の移動中はいつも文章を書いていたそうだ。(後編に続く)
文●大井成義
※『ダンクシュート』2020年4月号より転載。
【名場面PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、コビー81得点、カーターの豪快ダンク……1999-2019 NBA名場面集
2017年9月12日、コビーの背番号“8”と“24”の永久欠番化がレイカーズより発表され、12月18日にステイプルズ・センターでセレモニーが開催された。2種類の背番号が同時に永久欠番となるのは、NBA史上初めてだった。
2018年3月、“Dear Basketball”のアニメ版がアカデミー賞の短編アニメ賞を受賞する。元プロアスリート初の快挙。コビーのナレーターとしての才能も発揮されたその作品は、“アニメのアカデミー賞”と称されるアニー賞や、スポーツ・エミー賞も受賞している。
作品を共同で手掛けたのは、コビーが2016年に設立した制作プロダクション、グラニティ・スタジオ。他に、コビーが共同著者を務めた若年層向けの小説がベストセラーになるなど、スポーツにまつわる作品を様々なメディアで展開し、多数世に送り出している。
2019年11月に行なわれた『CBSニュース』のインタビューで、コビーは「物語作家になりたい」と言っている。現役中も、遠征時の移動中はいつも文章を書いていたそうだ。(後編に続く)
文●大井成義
※『ダンクシュート』2020年4月号より転載。
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