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NBA

レブロンは“心技体”にリーグ最高の能力が備わった選手?「彼のような頭脳を持つ選手は誰1人としていない」と敵将が絶賛!

秋山裕之

2020.03.30

現役時代に名司令塔として鳴らしたキッド(右)も「あの高いIQは彼が40歳までプレーすることを助けてくれるだろう」と太鼓判を押している。(C)Getty Images

現役時代に名司令塔として鳴らしたキッド(右)も「あの高いIQは彼が40歳までプレーすることを助けてくれるだろう」と太鼓判を押している。(C)Getty Images

「ゲームの流れを掌握するためには残り時間とスコアを把握するだけじゃなく、相手とチームメイトたち、そして自分自身のことも理解しておくことが必要だと私は見ている。まるで映画のようなものさ。もちろん、(NBAでは)物事がもっと速く進むけどね。私が思うに、彼は次に起こることを予期しながらゲームをプレーしている。彼のような高いIQを持っていれば、他の選手たちよりも先に、次に起こることを察知してしまうんだろう。あの高いIQは、彼を40歳までプレーすることを助けてくれるだろうね」

 レブロンには強靭なメンタル、センターライン付近から放たれるディープ3ポイントをレパートリーに加えた豊富なスキル、筋骨隆々の肉体という“心技体”に加えてリーグベストの頭脳が備わっているということなのだろう。
 
 ちなみに、リバースが指揮を執ったチームとレブロン率いるチームがプレーオフで激突したのは過去4度。そのうち、2008年と10年はリバースHC(ボストン・セルティックス)がレブロン(クリーブランド・キャバリアーズ)に勝利し、11年と12年はレブロン(マイアミ・ヒート)がセルティックスを下している。

 現在レイカーズはウエスタン・カンファレンス首位(49勝14敗)で、クリッパーズは2位の44勝20敗。もし6月中旬以降にシーズンが再開されれば、ぜひともプレーオフでLA対決として両者による“第5ラウンド”を見てみたいものだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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