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NBA

『Forbes』がウィザーズの選手たちを格付け!エースのビールはA-、ベルターンスはA+、気になる八村塁の評価は……

秋山裕之

2020.04.18

ウィザーズで最高評価を受けたのは、控えシューターのベルターンスだった。(C)Getty Images

ウィザーズで最高評価を受けたのは、控えシューターのベルターンスだった。(C)Getty Images

 続いて、翌17日に掲載されたウィザーズのリザーブ選手たちの格付けも見ていこう。

■『Forbes』によるウィザーズのリザーブ格付け
ダービス・ベルターンス:A+
モリッツ・ヴァグナー:B
トロイ・ブラウンJr.:C+
イアン・マヒンミ:B+
ゲイリー・ペイトン二世:C-
シャバズ・ネイピアー:B+

 ブラウンJr.とペイトン二世はショットの正確性に難があるため低評価に。ネイピアーはウィザーズ加入後に平均12.0点、4.4アシスト、1.7スティールと及第点を与えられる成績を記録したと言っていいだろう。

 ヴァグナー、マヒンミもまずまずの評価を得たのだが、特筆すべきはベルターンスだ。リーグ中断の時点で、200本以上の3ポイントを沈めた7選手のうちの1人であり、成功率42.4%はマイアミ・ヒートのダンカン・ロビンソン(243本成功/成功率44.8%)に次ぐリーグ2位という好成績を残した。
 
 ディフェンス面についてはビールや八村と同様に好数字ではないものの、今季54試合以上に出場した選手の中で、ベルターンスはリーグ15位タイのオフェンシブ・レーティング(113.6)を誇る。この数字はビールだけでなく、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やジミー・バトラー(ヒート)をも上回っているという。

 ペースとスペーシングを重視する現代のNBAにおいて、ベルターンスの存在は貴重。本人ならびに代理人とチーム側は相思相愛と報じられており、今季終了後に再契約する見込みは十分ある。来季は司令塔のジョン・ウォールも復帰するだけに、フロントは何としても27歳のピュアシューターを引き留めたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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