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NBA

「もしそうなれば、とても光栄なこと」。レイカーズで2連覇を成し遂げたパウ・ガソルが永久欠番の可能性について言及

秋山裕之

2020.05.06

2008年にレイカーズに加入したガソルは09、10年に連覇を達成。盟友のコビーとともに「16番」が欠番となる日も近い?(C)Getty Images

2008年にレイカーズに加入したガソルは09、10年に連覇を達成。盟友のコビーとともに「16番」が欠番となる日も近い?(C)Getty Images

 では、レイカーズでガソルが着用していた「背番号16」は永久欠番になるのか、というのは気になるところ。ミネアポリス時代を含めて、72年の歴史を誇るレイカーズは、通算3382勝2296敗(勝率59.6%)という戦績を残しており、プレーオフには60回出場。そのうち、NBAファイナルには31度も出場しており、ボストン・セルティックス(17回)に次ぐ16回の優勝を成し遂げてきた。

 永久欠番となっている選手は、アービン“マジック”ジョンソン(32番)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(33番)、シャキール・オニール(34番)にコビー(8番&24番)など、錚々たる顔ぶれが並んでいる。

「もしそうなれば、とても光栄なこと。あのグループに入ることができたら、ものすごい栄誉だろうね。私にとっても大きなことだし、ファンも見てみたいんじゃないかな。想像を大きく超える、代えがたい経験になるだろう」
 
 5月5日に『ClutchPoints』で本人がコメントしたように、レイカーズで永久欠番になることは選手として最高の名誉と言っていい。というのも、このリーグ随一の名門で永久欠番になった選手は前述の4選手を含め、10人しかいないからだ(ミネアポリス時代を除く)。

 その他の6選手もウィルト・チェンバレン(13番)、エルジン・ベイラー(22番)、ゲイル・グッドリッチ(25番)、ジェームズ・ウォージー(42番)、ジェリー・ウエスト(44番)、ジャマール・ウィルクス(52番)と、歴代有数のレジェンドばかりだ。

 欠番になるのに明確な規定は存在しないが、レイカーズで約7シーズンをプレーしたガソルは、2連覇を筆頭にチームに数多くの勝利をもたらしてきただけに、近い将来、レジェンドたちの仲間入りをする可能性は十分にあるのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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