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NBA

毎年所属チームが変わる現役“ジャーニーマン”トップ5を発表!1位は八村塁の同僚のベテランガード

ダンクシュート編集部

2020.05.29

現役№1ジャーニーマンは現ウィザーズのスミス。31歳の司令塔はプロ入りから4年間で6チームを渡り歩いた。(C)Getty Images

現役№1ジャーニーマンは現ウィザーズのスミス。31歳の司令塔はプロ入りから4年間で6チームを渡り歩いた。(C)Getty Images

3位タイ:トレバー・アリーザ(9チーム)
■生年月日:1985年6月30日
■所属歴:ニックス(04~06)、マジック(06~07)、レイカーズ(07~09)、ロケッツ(09~10)、ホーネッツ/現ペリカンズ(10~12)、ウィザーズ(12~14)、ロケッツ(14~18)、サンズ(18)、ウィザーズ(18-19)、キングス(19-20)、ブレイザーズ(20-)
■通算成績:1064試合、平均10.5点、4.8リバウンド、2.2アシスト
 19歳だった04年のドラフト2巡目43位でプロ入り。ニックスやマジック時代は身体能力頼みのプレーが目立ったが、年を重ねるごとにシュート力を向上させ、09年にはレイカーズの先発スモールフォワードとして優勝を経験した。その後、ウィザーズとロケッツに2度にわたって在籍し、サポーティングキャストとして渋い働きを披露。毎試合20点を叩き出すようなスコアラーではないものの、高精度の3ポイントと安定感のあるディフェンスが持ち味の“3&D”として、息の長いキャリアを送っている。

2位:アンソニー・トリバー(10チーム)
■生年月日:1985年6月1日
■所属歴:スパーズ(08-09)、ブレイザーズ(09)、ウォリアーズ(10)、ウルブズ(10~12)、ホークス(12-13)、ボブキャッツ/現ホーネッツ(13-14)、サンズ(14)、ピストンズ(14~16)、キングス(16-17)、ウルブズ(18-19)、ブレイザーズ(19-20)、キングス(20)、グリズリーズ(20-)
■通算成績:711試合、平均6.2点、3.4リバウンド、0.9アシスト
 ひとつのチームで2年以上プレーしたことがなく、4球団(ウルブズ、ピストンズ、ブレイザーズ、キングス)に2回在籍した経験を持つコテコテのジャーニーマン。10年にはレブロン・ジェームズの『The Decision』(ヒート移籍を発表したTV番組)のパロディで、ウルブズとの契約を公表し話題を呼んだ。大柄ながら3ポイントが打て、機動力も備えるフォワードは同球団で2シーズンを過ごすも、平均5.5点に終わり退団。14年にはサンズとの2年契約にこぎつけたが、開幕からわずか2か月で放出の憂き目に遭っている。今季はブレイザーズ、キングス、グリズリーズの3球団を渡り歩いた。
 
1位:イシュ・スミス(11チーム)
■生年月日:1988年7月5日
■所属歴:ロケッツ(10-11)、グリズリーズ(11)、ウォリアーズ(11-12)、マジック(12~13)、バックス(13)、サンズ(13-14)、サンダー(14-15)、シクサーズ(15)、ペリカンズ(15)、シクサーズ(15-16)、ピストンズ(16~19)、ウィザーズ(19-)
■通算成績:602試合、通算7.7点、2.4リバウンド、3.9アシスト
 現役№1ジャーニーマンは、ウィザーズで八村塁の同僚として知られるスミスだ。今季でキャリア10年目を迎えた183㎝の小兵は、10年にドラフト外でロケッツと契約。ウェイクフォレスト大時代からパサーとしての能力は高かったものの、シュート力に難があり、最初の4年間で6チームを渡り歩いた。その後も毎年移籍を繰り返していたが、16年にシクサーズで平均14.7点、7.0アシストと好成績を残したことで評価をあげ、同年オフにピストンズとサイン。同チームでは自己最長の3年間プレーし、平均9.8点、4.5アシスト、17-18シーズンにはアシスト/ターンオーバー率でリーグ8位に入った。昨夏にウィザーズと2年契約を結び、新天地では主にバックアップガードとして活躍している。

 現役ではグリーン、ベリネリ、アリーザのほか、ギャレット・テンプル(ネッツ)とウェイン・エリントン(ニックス)も同じ9チームに在籍。なお、NBAの歴史で最も多くの球団でプレーした選手はチャッキー・ブラウン、ジム・ジャクソン、トニー・マッセンバーグ、ジョー・スミスの12チーム。現役1位のスミスはまだ31歳で、21年オフにFAになるため、この記録を上回ることも十分ありそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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